クレカは1枚に!キャッシュレス時代に備えるための家計管理術
小さなお店には金銭的負担が大きいといえます」(荻原さん・以下同)
それでも政府は、’20年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、訪日外国人が訪れそうな観光地で「100%キャッシュレス対応を目指す」としている。
「支払い端末の導入補助も行うようですから、キャッシュレス化が一段と進むことが予想されます。こうした流れは、もう止められません。利用する私たちは管理方法に工夫が必要です」
そこで、荻原さんがキャッシュレス時代に備えるための家計管理術を解説してくれた。
【1】カードの一本化
「カードを複数枚持つと、使った総額の把握がむずかしくなります。また決済期間や引き落とし日もまちまちのため、いつ、いくら支払うのかが、わかりにくくなります。使うカードは、1つに決めるほうがシンプルです」
【2】デビットカードの利用
「使いすぎ防止には、デビットカードが効果的です。デビットカードは、使った金額が即座に銀行口座から引き落とされます。
使えるのは銀行口座の残高までですから、払いきれないほど買い物をしてしまう心配はありません」