運転免許返納をイヤがる親の“あるあるセリフ”にどう返すべき?
どうしても必要な場合はタクシーなどを利用することで、不便な状況をクリアしていきましょう」
【ケース3】運転だけが楽しみなのに……
「たとえば地域の老人会への参加、デイサービスの活用など、子どもから親を誘導して、別の趣味を見つけてあげましょう。いまの楽しみを取り上げるのではなく、何かを引き換えにしてあげるんです」
【ケース4】俺はまだ大丈夫、運転できる!
「高齢者の事故が増えており、万が一の際のリスクが高いこと、維持などにかかるコストが現状の生活に合わないことなどを、丁寧に説明してあげてください。『しっかりしているときにこそ、暮らし方を見直そう』と理屈で説明して返納に成功した例もあります」
その際、「言うことを聞け!」といった話し方はしないこと。あくまで“親のため”というスタンスは保っておこう。