【不祥事ランキング2023】3位「客による迷惑動画」、2位「ジャニーズ」、1位は? 企業の悪しき慣習や風土が露呈
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8位「近畿日本ツーリスト、コロナ関連事業で過大請求最大16億円」(6.7%)
9位「吉田屋が販売した弁当により、500人を超える集団食中毒発生」(4.7%)
10位「歌舞伎町タワー『ジェンダーレストイレ』に抗議殺到」(4.1%)
2023年は、企業の悪しき慣習や風土によって長年蓄積された事案が露呈した事件が上位に。公表が遅く当事者意識の欠けた対応は「隠そうとしている」「逃げている」と批判を浴び、イメージが著しく悪化しました。
顧客によるイタズラ動画が炎上し不安を広げた事例もランクインし、危機管理広報として意識しなければならないリスクの範囲も広がっています。
同調査は、広報・PRの専門誌『広報会議』(毎月1日発売)の2024年1月号(2023年12月1日発売号)に掲載の特集「危機を乗り越える広報対応」の中で実施したもの。
生活者の価値観の変化を顕在化し、危機管理広報に活かすことを目的に毎年行っています。特集内では、ランキング結果を踏まえて危機管理の専門家らが広報対応の重要性について分析しています。
調査概要
■広報会議編集部「2023年に発覚した企業・個人の不祥事」に関するアンケート
・編集部が危機管理の専門家の意見をもとに選定した、15件の企業・団体に関する不祥事(2023年1月〜10月までに発覚)