狂気の殺人鬼役・Fukaseが自ら描く巨大油絵 映画『キャラクター』衝撃の劇中シーン画像公開
を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARI のボーカル・Fukase。アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美しさで熱演する。
今回公開となった劇中シーン画像では、Fukase演じる両角が自室で漫画雑誌を手に取る姿が描かれている。スマイルマークが描かれているおどろおどろしい壁面こそ、実はFukaseが手がけた油絵。元々制作される予定ではなかったのだが、Fukase自ら役作りの一環で描いた小さな油絵を、本作でメガホンを取った永井監督が気に入り、劇中で使用する事を提案。喜んだのもつかの間、2メートル四方で描き直してほしいという無茶ぶりにFukaseは「でかすぎだろ」と思わず突っ込んでしまったという。
また普段からFukaseが絵を描く時に着ている絵の具まみれのジャージを見た永井監督がインスピレーションを受けて、ほぼそのまま劇中衣装のイメージに採用。両角が“絵を描く”という設定もここから加わった。
Fukaseはこの絵を「両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚で描いた」