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柔道家66キロ級の丸山城志郎が21日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】阿部一二三、ABE CUP 2024を終えて感謝の投稿「感謝の気持ちでいっぱいです」「Judo seminar in Tahiti日本人柔道家として初めて招いていただきました。4日間、初心者のクラスからマスタークラスまでを指導させていただき、とても充実したセミナーでした。」と綴り、練習風景の写真を複数枚アップした。タヒチには1000人以上の柔道家がおり、彼らは丸山の柔道をスマホで見て勉強していたとのこと。その彼らに直接指導できたのは丸山にとっても嬉しいことである。続けて「これからも稽古に取り入れて自分のものにしていってほしいと思います。」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る Joshiro Maruyama 丸山 城志郎(@joshiromaruyama)がシェアした投稿 この投稿にたくさんのいいねが集まり、コメント欄には「」「The King 」のリアクションで溢れていた。
2024年12月22日東野圭吾の小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」が実写化。映画『ブラック・ショーマン』が、2025年より全国公開される。東野圭吾の人気小説が映画化『ブラック・ショーマン』原作「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」は、2020年の発行以来、シリーズ累計の国内発行部数が78万部を超える東野圭吾の人気小説だ。主人公・神尾武史は、ラスベガスで名を馳せるほどの一流マジシャン。巧みな人間観察能力を持ちながらも、金にはシビアで、息を吐くように嘘を吐くという癖の強い男だ。映画では、謎を解くためなら手段を選ばないダークヒーロー神尾が、とある殺人事件の真相に迫っていく。主演・福山雅治、共演・有村架純映画『ブラック・ショーマン』で主演を務めるのは、福山雅治。東野圭吾原作の「ガリレオ」では、天才物理学者の湯川学を好演し、2007年に放映したテレビドラマをはじめ、映画『容疑者xの献身』『真夏の方程式』『沈黙のパレード』も公開された人気作となった。この度、東野圭吾と福山雅治の黄金コンビが満を持してスクリーンに再登場する。また、主人公・神尾武史の姪で、神尾とバディを組み殺人事件の解決に奔走する神尾真世は、『ちひろさん』や『月の満ち欠け』など多くの話題作に出演し、確かな演技力を誇る有村架純が演じる。映画『ブラック・ショーマン』登場人物紹介神尾武史...福山雅治かつてラスベガスを舞台に活躍していたマジシャン。現在は東京でバーを経営。頭が切れ、人間心理に長ける、誘導尋問や騙しはお手の物。また、鮮やかなほどに手癖が悪く、警察や容疑者の所持品を一切バレることなく、覗き見ることができる。正義漢でもなく、人を騙す快感だけを求めて行動する。マジシャンならではの方法で、兄が殺された殺人事件の謎に挑む。神尾真世...有村架純不動産会社に勤務する建築士。武史の姪。明朗で弁も立ち、建築士としても評判が良い。中学時代は無口で地味な性格だった。父・英一の突然の訃報に動揺しつつも、父の弟である武史に再会。実父が何者かに殺されたことをきっかけに、武史とともに事件解決のために動き出す。監督は「コンフィデンスマンJP」シリーズの田中亮監督を務めるのは、「コンフィデンスマンJP」シリーズを手掛けた田中亮。小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を初めて読んだ時に感じた疾走感と高揚感を、映像でも表現したいと語っている。映画『ブラック・ショーマン』あらすじ元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。2か月後に結婚を控えていた神尾真世は、父・英一の突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。その町はコロナウイルスの蔓延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまっていた。そんな折に起こった殺人事件。教師として多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されなければならなかったのか……。真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは、叔父の神尾武史。 卓越したマジックと手癖の悪さ、メンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器にして、武史は、姪・真世と共に、大切な家族が殺された殺人事件の謎に挑む。【作品詳細】『ブラック・ショーマン』公開時期:2025年監督:田中亮脚本:橋本夏出演:福山雅治、有村架純原作:東野圭吾「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)配給:東宝
2024年10月13日東野圭吾原作、藤田俊太郎演出による『ミュージカル「手紙」2025』のメインビジュアルおよび公演詳細が発表された。本作は、これまで映画・ドラマとして映像化されてきた東野の同名小説を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017年、2022年に上演。4度目となる今回は2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定しており、これまでとは異なる上演となる。出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spiが続投。そのほか優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也といった面々が名を連ねた。公開されたメインビジュアルでは、spi演じる兄の武島剛志が服役中に過ごすこととなるコンクリート塀の中で、それぞれのキャラクターたちがさまざまな表情を浮かべながら佇む姿が表現されている。『ミュージカル「手紙」2025』は、2025年3月7日(金) から23日(日) に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演後、3月29日(土) から31日(月) に大阪・SkyシアターMBS、4月5日(土)・6日(日) に岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場で上演される。また、脚本・作詞の高橋知伽江、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子、そして出演者全員からのコメントが到着した。『ミュージカル「手紙」2025』スタッフ&出演者によるコメント■高橋知伽江(脚本・作詞)『ミュージカル「手紙」』は上演するたびに加筆して、進化と深化を目指しています。今回も演出家の発案で思い切った挑戦をした結果、いくつもあるテーマの中から〈家族〉という要素がくっきりと浮かび上がり、主人公の決断の重さが一層胸を打つようになりました。ラストの涙腺崩壊率はおそらく過去最高です。舞台はお客様の拍手によって育ちます。妥協を知らない『手紙』の成長を、ぜひ劇場で見守ってくださいますようお願いいたします。■深沢桂子(作曲・音楽監督・作詞)2016年産声を上げた『ミュージカル「手紙」』今回で4回目、公演を重ねるごとに進化し成長する。音楽も編成を変えたり曲を増やしたり減らしたり、オリジナルミュージカルだからこそ味わえる醍醐味だ。今回は物語の中で心情を歌う曲の歌詞はそのままにメロディーを演じる俳優の個性に合わせて変えてみた。試みは大成功!回数を重ねる毎に、演じる俳優たちの歌う歌が同じ曲なのに変化する。音楽を通して、俳優たちの生きてきた月日の分だけ深みが増し同時に曲達も成長する。そんな変化を今回も目撃できる。最高の瞬間だ!2025年春、新たな『ミュージカル「手紙」』が誕生する。楽しみでたまらない。■村井良大(武島直貴[弟]役)再び武島直貴を演じさせていただきます村井良大です。この作品で描かれる加害者家族に対する世間の対応を丁寧に表現し、また演じられることを光栄に思います。今回は新しい演出も加わり、より一層力強くお客様の心に響くと思います。前回同様兄の剛志役にspiさん、そして素晴らしいキャストの方々と演じることができ、大変心強いです。新たに加わりましたキャストの皆様と共に、2025年の『手紙』をお届けしたいと思います。ご期待ください。■spi(武島剛志[兄]役)『手紙』、再演と言うことでまた剛志をやらせていただきます。この素晴らしいメイド・イン・ジャパン・ミュージカル、強烈なテーマと愛、繋がり、生と死。この全てに全身全霊ぶつけていきたいと思います。我々が生きているこの社会や、人間関係というのは、いつも絶妙なバランスで保たれ崩れ再構築されますが、そこにはいつも愛と縁があるなという気がしてます。この作品で皆様の人生における、愛と縁とは?なんて偉そうに投げかけてみようなんて思ってます。ぜひ劇場にお越しください!■優河(由実子役)4年ぶりにミュージカルに出演させていただきます。『ミュージカル「手紙」』は2022年版を観させていただき、物語が進むにつれ身につまされる想いで傷つき、そして三浦透子さん演じる由実子に救われました。この物語において由実子が重要な"光"の役割を担っていると思います。他人事だと思っていたことが、ある日突然、自分のことになる。誰も知ることのできない運命がそこにあるからこそ、私たちは日々何を感じ、考え、誰とどう生きていくかが大切なのだと思います。由実子の瞳に映る光に導いてもらいながら、この作品の旅に出たいと思います。■鈴木悠仁(祐輔役)今回の『ミュージカル「手紙」』では祐輔役を演じます!鈴木悠仁です。先輩も出演していたこの『手紙』という舞台に出演できること、凄く嬉しいです!この役は、芯の通ったかっこいい人間です。メジャーバンドになることを夢見て活動する祐輔の姿は自分と似ているところがあります。バンドマンの役なのでボイストレーニングや楽器のレッスンなど色々と準備をしています!皆さんに最高の舞台を届けられるように頑張ります!是非見に来てください!■青木滉平(コータ役)今回初めてミュージカルの出演が決まり、とても嬉しいです。また自分の特技でもある楽器を活かしてステージに立つことができるのも楽しみです。悠仁、稲葉と3人で披露する劇中歌では、初めてドラムにも挑戦するので、毎日歌の練習とあわせてドラムの練習もしています。僕にとって初挑戦だらけの『ミュージカル「手紙」』、心強いメンバーのふたりと協力して頑張ります!是非楽しみにしていてください!■稲葉通陽(アツシ役)この度、アツシ役を演じます。少年忍者の稲葉通陽です。今回、僕は初めてのミュージカル作品への出演となりました。今までずっとミュージカルに出演したいと願っていたので、それが叶いとても嬉しいです。アツシはスペシウムというバンドの一員でベースを担当しているので、ベースを演奏する姿にも注目して見ていただきたいです!お芝居も歌もベースも沢山稽古を重ねて、皆さんの心に響く素敵な作品になるよう精一杯頑張ります!■青野紗穂(朝美役)この度『ミュージカル「手紙」2025』に出演させていただけることに感謝しています。前回の朝美は、とにかく自分が崩れない様にしている、子どもから大人になる過程で生まれる葛藤や、世間の反応を反映した様な役作りをさせていただきました。今回はこれに加え朝美の存在意義や、細かな思考の変化に着目して作り上げていけたらと思っています。前回キャストに加え新キャスト、そして新たな台本に力を借り、もっと深く、残酷に現実を投影できればと思っております!今まで手紙を愛してくださった方々にも、これから『手紙』に出逢う方々にも、何年も心に残る作品になる様頑張ります!!■染谷洸太(忠夫役)2017、2022年と出演し、今回3度目の挑戦になります。回を重ねるごとに見える世界も変わってきました。加害者家族として生きることについて色濃く描かれていますが、被害者家族として生きる上でどう決着をつけていくのか、そしてどうしたら次の一歩を踏み出せるのか、おそらく今回もまた違う感じ方をするんだろうと思います。この世界に生きる人間として今の自分が感じることを大切に丁寧に演じて生きたいと思います。■遠藤瑠美子(担任役)先日、一回り以上年下の知人が「私この小説大好きなんです!」とこの作品について話をしてくれました。改めて、この作品が持つ普遍的なメッセージの強さや色褪せない魅力を感じ、演劇作品として届ける一員となれることを光栄に思います。また、今回はまた新たな演出や初めて登場する役もあるとのことで、私自身進化した『ミュージカル「手紙」』に出会えるのがとても楽しみです。どうぞよろしくお願いします!■五十嵐可絵(緒方敏江役)『手紙』4度目の挑戦へ初演から数えて9年。4度目の挑戦が出来る機会を頂けたこと、光栄で、とても興奮しています。そして、新しい仲間、感触、感覚に出会える!そして、『手紙』初の岡山公演!!今からワクワク、ゾクゾクしています。じっくりと、また豊かに、全身全霊で向かい合います。きっと桜が咲き始める頃ですね。劇場でお会いしましょう。■川口竜也(平野役)自分にとって大切な『手紙』に、また出演させていただきます。2016年の初演のオーディションの時に、何か人を殺す道具を持ってきて下さいと言われて、何が一番残酷かを考え、思い、娘が使っていた縄跳びを持って行ったことが思い出されます。またあのヒリヒリとした稽古場に戻れると思うと俳優として、すごく楽しみです。よろしくお願いします。<公演情報>ミュージカル『手紙』2025原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)脚本・作詞:高橋知伽江作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子演出:藤田俊太郎【出演】村井良大、spi、優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也【東京公演】日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)■アフタートーク3月11日(火) 13:00 藤田俊太郎×村井良大×優河3月13日(木) 13:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽3月18日(火) 13:00 藤田俊太郎×spi【大阪公演】日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)会場:SkyシアターMBS■アフタートーク3月29日(土) 17:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽【岡山公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場■アフタートーク4月5日(土) 14:00 深沢桂子×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽×川口竜也公式サイト:
2024年10月10日東野圭吾原作、藤田俊太郎演出による『ミュージカル「手紙」2025』が、2025年3月から4月に東京、大阪、岡山で上演される。本作は、これまで映画・ドラマとして映像化されてきた東野の同名小説を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017年、2022年に上演。4度目となる今回の演出も過去3回と同様、2024年2月に「第31回読売演劇大賞」の大賞・最優秀演出家賞を受賞した藤田俊太郎が担当する。出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spiが続投。弟の直貴に思いを寄せ、彼の人生に大きな影響を与える女性・由実子は、シンガーソングライターとしての活動に加えて、2020年にミュージカル『VIOLET』のオーディションで主役のヴァイオレット役に選ばれた優河が、自身2作目となるミュージカルに挑む。また、直貴と同じバンドを組む3人は、グループ活動はもちろん個人でも舞台やミュージカルなどで活躍の幅を広げる少年忍者の鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽が演じる。さらに、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也という実力派5名が、『ミュージカル「手紙」2022』に続いて出演する。今回は、2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定しており、これまでとは異なる上演となる。公演決定にあたり、演出の藤田からコメントが到着した。■演出:藤田俊太郎 コメント『ミュージカル「手紙」2025』上演決定に寄せてオリジナルミュージカル『手紙』はいつも私の心の大切な場所に寄り添い続けている作品です。また、演出家としてこれからも時間をかけて創り続けていきたいと決意している演劇作品でもあります。この素晴らしい演目を再び演出するチャンスをいただけたことに大きな幸せを感じています。今回の上演は、特にオープニングとエンディングに2025年版独自の演出を考えました。これまでなかった役も舞台上に登場します。上演台本は変化と、進化を続けています。新たに参加するメンバーが与えてくれた影響を元に、新曲、曲の新しいアレンジが加わりました。2025年のこのメンバーでしか創れない鮮烈な『手紙』を上演したいと思っています。2016年の初演から9年が経ちました。たくさんの方の想いと愛がつまったミュージカルです。2016年、2017年、2022年それぞれの上演を共に創った仲間たちに心からの敬意と感謝を込め、思いを胸にしっかりと刻み、一歩一歩大事に進んでいきたいと思います。創作にあたっては、東野圭吾さんが原作に込めたメッセージに座組一丸となって向き合っていきたいと考えています。舞台は1990年代から2010年代までの日本、とある兄弟を中心とした物語です。日常、そして音楽が大きなテーマです。話は冒頭、兄が犯した強盗と、兄が人を殺めてしまう罪が描かる場面から始まります。兄弟の姿を通して、人は誰しも被害者、加害者、被害者家族、加害者家族になり得るのだということ。日常はいつも突然変わる可能性を秘めているということ。そして、私たちの日々は、もっとこうすればよかった、もう少し他の行動ができたはずだという、在り得たかもしれない現在を願う後悔の連続ではないかと作品が教えてくれます。兄も弟も全てを失い、他の登場人物も一人ひとりが必死にもがき生活する中、音楽が寄り添い、今を照らす、かすかな希望の光になります。たったひとりだけの肉親である兄による犯罪。音楽という夢を一度は諦めた弟。劇中、胸が締め付けられる多くの出来事を経て、兄、弟、そして他の人物たちは、経験も、立場も、状況も違う中で、自分の人生の在り方を考えます。そして“帰るべき場所”、ホームはどこにあるのかと問い、生きていきます。帰るべき場所を見つけた弟と、帰るべき場所が今はない兄の別れ。ラストシーンでは、深く豊かな家族の愛の姿を、観客席に手渡したいと強く願っております。最後になりますが、上演の継続を決めたプロデューサー、製作の皆さま、作品の礎を作った、脚本・作詞の高橋知伽江さん、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子さんをはじめとする全カンパニーメンバーと素敵な仕事をしたいと思っています。言葉の強さと音楽の楽しさや温もりを大切に紡ぎ、最愛のお客さまにお届けしたいと思っております。全国の劇場にて、お待ちしております。【あらすじ】この世界に たったふたりだけの兄弟 どんな時も ふたりで生きてきた弟の進学費用のために空き巣に入り、強盗殺人を犯してしまった兄・武島剛志。高校生の弟・直貴は唯一の肉親である兄が刑務所に15年間服役することになり、突然孤独になってしまう。兄が殺人を犯した事実はすぐに広まり、加害者家族となった直貴に向けられる周囲の目は一変した。高校卒業を控えたある日、直貴の元に服役中の兄から1通の手紙が届いた。それから月に一度、欠かさず手紙が届くようになる。兄からの手紙には獄中での穏やかな生活が書かれている一方、直貴は「強盗殺人犯の弟」という肩書により、バンド・恋愛・就職と次々に夢を奪われ苦しみ続けていた。年月が経ち家族を持った直貴は、ある出来事をきっかけに、ついに大きな決断をするのだった。<公演情報>ミュージカル『手紙』2025原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)脚本・作詞:高橋知伽江作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子演出:藤田俊太郎【出演】村井良大、spi、優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也【東京公演】日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【大阪公演】日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)会場:SkyシアターMBS【岡山公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ大劇場公式サイト:
2024年08月09日東野圭吾の長編小説を映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』が4月5日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信されることが決定した。1月12日より公開を迎え、実写邦画第1位となる大ヒット(※1/15(月)興行通信社調べ)となるなど、大きな話題となった本作。10代~50代まで幅広い年齢層の観客に支持され、劇場では満席回が続出した。主人公・久我和幸を演じるのは、数多くの映画やドラマに出演し、確かな演技力を発揮する重岡大毅。映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡さんならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。ほかにも、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が、同じ劇団に所属する役者たちを演じている。監督は、2012年の監督・脚本作『荒川アンダーザブリッジ』で注目を集めて以降、『ステップ』(20)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた飯塚健が務めた。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作者の東野氏にも、「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。『ある閉ざされた雪の山荘で』は4月5日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ある閉ざされた雪の山荘で 2024年1月12日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社
2024年03月21日創業230年を超える株式会社 福寿園は、このたびメタバース空間にて、お茶をテーマとした「metaCHA 京・山城ワールド」を開発し、2024年3月13日より公開いたします。本ワールドは、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」上にオープンし、世界中の人々に、お茶に親しんでいただく機会創出とお茶を囲んだ楽しい時間を提供できればと願っています。創業の地である京都・山城地域の幻想的な茶室や、日本一の高さの富士山の山頂でお茶を楽しむバーチャルならではのひとときをお楽しみください。企業で初めての「お茶をテーマとしたメタバース空間」を制作福寿園の創業地でもある「京都・山城」の歴史は、平安や奈良時代よりも古い飛鳥時代に遡ります。緑豊かな自然と厳しさを併せ持つこの地は、由緒ある寺院が多く存在し、俗世を離れた山岳修験の拠点とされ、荘厳な雰囲気につつまれています。この場所を入り口とし、さまざまな世界へとワープしてお茶を楽しんでいただきます。(当初は2ワールド)本ワールドでは、VRゴーグルとコントローラーを用いることで、 お抹茶を点てたり、飲んだりといったリアルな動作を非日常の空間の中、圧倒的な没入感で楽しむ体験ができます。「metaCHA 京・山城ワールド」は日本初※の取り組みです。※自社調べ 2024年2月時点 企業発のお茶をテーマとしたメタバース空間の制作として開発の想い私たちは茶をCHAと捉え、お茶の文化(Culture)、健康(Health)、快適さ(Amenity)の創造を目指しております。福寿園では、宇治茶の伝統を守り育てることと共に、一人でも多くの方にお茶の素晴らしさをお伝えする取り組みを行ってきました。江戸後期にこの地、京都・山城で産地問屋として始まり、昭和27年には、お客様に香り良いお茶を直接お届けしたいとの思いから京都駅に直売店一号店を出店しました。近年では、お茶づくりを気軽に体験できる施設を各所に開設するなど、お茶に親しんでいただき、お茶が人生を潤す一助になればと尽力しております。この度、メタバースおよびVR技術を活用したお茶体験を開発し、これまで日本茶・緑茶にあまり関心をお持ちでなかった方、関心があっても中々踏み出せずにいた方へのきっかけづくり、また遠方などの理由でお集りいただけない方でも、物理的な制約を超えてお茶を楽しむ空間を提供し、世界中の人々に、お茶に親しんでいただく機会創出とお茶を囲んだ楽しい時間を提供できればと願っています。「メタチャする?」みんなで集まって気軽にコミュニケーション弊社では、メタバース空間でお茶を楽しむことを「metaCHA(メタチャ)」と名付けました。ひと昔前、一般家庭にあった食事やだんらんなどをする部屋が「茶の間」と呼ばれていたように、手軽に楽しめる美味しい飲み物で、心に安らぎを与えてくれるお茶は、人と人との交流の場におけるコミュニケーションツールとして重要な役割を担ってきました。また、カフェや喫茶店に行く、何らかの飲み物を一緒に飲もうと友人を誘うときに「お茶する?」「お茶行こう」という言葉は世代を問わず使われています。今後ますます発展していくバーチャルな空間においても、世界中の人々が気軽に集まり楽しく交流できる次世代の「茶の間」としてこのワールドをご利用いただき、「メタチャする?」の合言葉で茶を介したコミュニケーションを楽しんでいただきたいと思います。けいはんな学研都市に実在する「福寿園CHA遊学パーク」内の茶室を幻想的に再現(左)東屋 (右)茶室福寿園CHA遊学パークにある「華月庵(かげつあん)」を再現茶畑に囲まれた福寿園CHA遊学パークの外観茶を巡る旅を記録した本棚をイメージした東屋お茶のちょっとした蘊蓄も学べます仏さまの導きで他の世界にワープワールドの奥へ進むと聖地 京・山城の仏さまと出会うことができます。「そなたを茶を巡る旅へと連れて行ってしんぜよう。」との導きの言葉とともに別の場所へとワープします。富士山の山頂でお茶会日本一の高さを誇る富士山の山頂では、ご来光を眺めながら木枠で組み立てられた空間でお茶を楽しむことができます。マグマで熱せられた茶釜のお湯を使ってお抹茶を点ててみんなで飲んでみませんか?仮想空間ならではの非日常でのお茶体験をお楽しみください。案内人は「お茶の精」をイメージした「茶つぼちゃん」ワールドの案内人は「茶つぼちゃん」と名付けたオリジナルキャラクター。お茶の新芽の精です。お茶を大切に保管する「茶壷」をイメージした衣装を纏っています。京・山城の茶畑で生まれ、福寿園CHA遊学パークの茶壺庫で暮らしています。実際のお茶は畑で収穫し、工場で製茶したあと、品質を保持するため日光を避け冷暗所で保管しており、じっくりと熟成させ独特の香りを引き出すこともあります。古来は厚い陶器製の茶壺に詰め、蓋は和紙で封印し大切に保管していました。そんな茶葉と茶壺の文化・歴史に由来したキャラクターです。今後の展開今回開発した、京・山城ワールドと富士山山頂の2つの場所から始まり、今後は世界各地への展開を予定しています。また、ワールド内でのイベントや企画をはじめ、けいはんな学研都市にあるお茶の体験施設「福寿園CHA遊学パーク」にて体験開催も予定しております。・metaCHA(メタチャ)ウェブサイト [ ]{ }X(旧:Twitter) [ ]{ }・福寿園CHA遊学パークHP [ ]{ }VRメタバースワールド "metaCHA 京・山城ワールド" 概要日時:2024年3月13日より公開公開先:VRChat ワールド検索から"metaCHA"で検索または次のURLからアクセス下さいURL: [ ]{ }ワールド名:metaCHA - Japanese Tea Experience制作・著作:株式会社福寿園企画・開発:株式会社福寿園 / 株式会社ゆずプラス / 有限会社アーキテクトタイタンプラットフォーム:VRChat対応機器:Windows PC / ゲーミングPC+Steam VR対応VRヘッドセット※VRChatについてVRChatはアバター姿となって、仮想世界でのインタラクティブな体験を楽しめるVRメタバースプラットフォームです。数百万の人々が集まって数多のユーザーコミュニティを形成し、このメタバース空間で自由な活動を楽しんでいます。【会社概要】株式会社福寿園は、寛政二年(1790年)の創業以来、茶一筋に歩み続けている京都の老舗茶舗です。代々が築いた茶づくりの伝統の技を生かしながら、常に新しい技術を取り入れ、これからの時代のティーライフをご提案してまいります。会社名 : 株式会社 福寿園所在地 : 京都府木津川市山城町上狛東作り道11代表者 : 取締役社長 福井 正興創業 :寛政2年(1790年)事業内容: 日本茶の製造・販売URL : [ ]{ }福寿園観光ポータルサイト:[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月12日連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」の主人公を「KAT-TUN」の亀梨和也が演じることが決定した。原作となる小説「ゲームの名は誘拐」は、2002年に刊行され、一度実写映画化、原案としたドラマが中国で制作されるなど、世界中のファンを魅了してきた。物語は、主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如、降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリーとなっている。東野圭吾原作作品への出演は、ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」以来、約5年半ぶり2度目となる亀梨さんが演じる主人公・佐久間は、画期的なアイデアとどんな手を使ってでも必ず勝負に勝つ、という行動力を武器に、数々のクライアントを担当する敏腕広告プランナー。女性にもよくモテ、頭脳明晰で計算高く、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える人物。佐久間と、娘を取り戻したい大企業の副社長の一進一退の攻防戦、そして誘拐犯である佐久間と共犯関係の娘との間で育まれる、いびつで危険な恋愛模様が見どころだ。キャラクターについて亀梨さんは、「僕が受け取った印象として佐久間自身、美意識やプライドが高く、それ故の思考であり行動が存在しているのではないか?と。キャラクターを作り上げていく上で、ファッションや仕草、目から捉えられるような情報というものに関しては特に細かく意識しな がら演じさせていただきました」とコメント。そしてファンへ「魅力溢れるストーリー、登場人物たちに身を委ねていただきながら、騙し、騙されさまざまな思考を持って楽しんでいただけたらうれしく思います。是非、受け取って下さい」とメッセージを寄せている。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月、WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日2002年刊行の東野圭吾ミステリー小説「ゲームの名は誘拐」が連続ドラマ化。初夏、WOWOWにて全4話で放送・配信されることが決定した。これまでに100冊以上の作品を発表し、その国内累計発行部数は1億部以上に及ぶ日本ミステリー小説界の巨匠・東野圭吾。主人公である広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー作品。2003年に実写映画化(『g@me.』)され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作された本作。今回の連続ドラマ化では、原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感に変え、新たな魅力を携える。見どころは、佐久間と娘を取り戻したい副社長との一進一退の攻防戦と、共に誘拐事件を遂行するうちに佐久間と娘の間で育まれるいびつで危険な恋愛模様。憎き敵の愛娘を味方につけ、順調に滑り出したかに思われた佐久間の誘拐ゲームは、やがて想定外の展開を見せていく。原作ファンの期待を裏切らない、ドラマ独自のラストに注目だ。なお脚本は、「SUITS/スーツ」「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の小峯裕之、監督は「連続ドラマW シャイロックの子供たち」「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」ほか数々のWOWOWドラマを手掛ける鈴木浩介が務める。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は初夏、WOWOWにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が、WEST.(ウエスト)の重岡大毅主演で実写映画化。2024年1月12日(金)に公開される。東野圭吾の長編小説を実写映画化『ある閉ざされた雪の山荘で』は、数々のヒット作を世に送り出してきた国民的作家の東野圭吾が1992年に発表した長編小説だ。物語に登場するのは、新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考に挑む役者たち。“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間でオーディションが行われるというユニークな設定で、書籍発売当時大きな話題を集めた。“映像化は不可能”と思われていた作品を初めて映像化ところがトリックや人物描写の複雑さから“映像化は不可能”と長年思われており、これまで一度も映像化されてこなかった。そんな『ある閉ざされた雪の山荘で』が初めて映像化されることに。新作舞台の最終オーディションのため、とある山荘に集められた劇団「水滸」の団員たちと、他の劇団から来た唯一の部外者である久我は、“「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる殺人事件”を描くシナリオのもと、主演の座をかけてぶつかり合う。だが、出口のない密室で1人、また1人と消えていくメンバーたち。演技だったはずの殺人事件が、本当に起きているのだろうか?「全員役者」で「全員容疑者」でもある登場人物たちが、疑心暗鬼になっていく姿に注目だ。WEST. 重岡大毅が映画単独初主演主演を務めるのは、WEST.のメンバーとして活動しながら、『禁じられた遊び』など数多くの映画やドラマに出演している重岡大毅。映画単独初主演となる『ある閉ざされた雪の山荘で』では、原作からはキャラクター性の異なる主人公を演じる。また、劇団水滸のメンバーとして中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗らが出演する。久我和幸…重岡大毅オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”の男。中西貴子…中条あやみ役を奪われた女優。田所義雄…岡山天音こじらせ怪優。元村由梨江…西野七瀬世間知らずのお嬢様女優。笠原温子…堀田真由勝気なワガママ女優。雨宮恭介…戸塚純貴優しい劇団リーダー。麻倉雅美…森川葵圧倒的天才女優。本多雄一…間宮祥太朗劇団のトップ俳優。監督は『荒川アンダーザブリッジ』の飯塚健監督は、『荒川アンダーザブリッジ』『ステップ』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開など、“映像化は不可能”と思われていた『ある閉ざされた雪の山荘で』を、原作者の東野圭吾も「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめるほど高いクオリティで描き切った。WEST.の楽曲「FICTION」が主題歌に映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の主題歌は、重岡大毅が所属するWEST.の楽曲「FICTION」。本作のために書き下ろされた楽曲だ。重岡は主題歌「FICTION」のイメージについて、「何かこうハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感だったりとか、深みもあるし。あとやっぱ散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクするものだから。それこそこの映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっているなっていうのは思うかな。かっこいいっす。シンプルに。」とコメントを寄せた。映画『ある閉ざされた雪の山荘で』あらすじ劇団に所属する役者7人に、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状が届く。新作舞台の主演をかけた最終選考でメンバーが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で一人、また一人とメンバーたちが消えていく……。果たしてこれは、フィクションか?それとも本当の連続殺人か?演技と嘘、そして隠された過去が交錯する“謎解き”の枠を超えた物語。衝撃の結末が訪れるサスペンス・エンターテインメントの幕が上がる。【作品詳細】映画『ある閉ざされた雪の山荘で』公開日:2024年1月12日(金)出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗原作:東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)監督:飯塚健脚本:加藤良太、飯塚健音楽:海田庄吾
2023年08月12日「日本で一番上手いスノーボーダー」を決める東野圭吾氏が発起人の賞金総額日本一のスノーボード大会『SNOWBOARD MASTERS』( )が3月31日~4月2日の3日間、野沢温泉スキー場で開催されました。第4回となる今年も東野氏がゲレンデにかけつけ、大盛況のうちに無事終了いたしました。大会直前の3月に記念すべき100冊目となる新作を刊行した東野氏が、本日、さらなる記録を打ち立てたことをお知らせします。それは……全著作の国内累計発行部数、1億7万7,380部!(4月3日時点)。これは電子書籍を含まない、国内で発行された「紙の書籍」のみの部数で、一冊平均100万部発行されている計算です。さらに東野作品は海外でも幅広く翻訳されており、現在37の国と地域で出版中。その推定累計発行部数は、約6800万部。国内と国外を合わせると全作品の推定累計発行部数は1億6800万部を超えます。東アジア地域では、10年以上前から注目され数多くの熱心なファンに支持される人気作家であり、映像・舞台化などのメディアミックスもコロナ禍を経てなお、積極的に行われております。さらに近年では東南アジアでの部数も伸長中。そして日本人で初めて米国エドガー賞、英国ダガー賞、両賞にノミネートされた作家として欧米圏での評価も高まっています。本日の発表にあたり、公式TwitterとInstagramでは記念動画と日本のトップスノーボーダーたちによるお祝い動画をアップ。今後は、各版元の担当編集者による作品紹介や読者からの感想ツイート募集、そして書店店頭での出版社の垣根を越えた「ありがとう! 東野圭吾1億部」フェアも実施予定。1億部達成を記念した楽しい企画を続々予定しています。詳細は、公式Twitter(東野圭吾公式/ @higashinokeigo_ )公式Instagram( @higashinokeigo_official )で順次発表します。東野圭吾氏の益々の活躍にご注目ください!1億部突破バナー<東野圭吾氏 コメント>日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。<「チーム東野」各出版社より一言コメント>【東野圭吾の感動エンターテインメント作品、『クスノキの番人』が待望の文庫化!】『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く、東野圭吾の感動エンターテインメント作品。単行本刊行時には東野作品としては初めて多言語翻訳版が世界同時期刊行された話題作、『クスノキの番人』が待望の文庫化!2023年4月7日に実業之日本社文庫より発売予定です。『クスノキの番人』書影(通常版)さらにTSUTAYAでは、TSUTAYA限定カバー版の発売も決定しました!幻想的なスペシャルビジュアルバージョンです。『クスノキの番人』書影(TSUTAYA限定版)先着順・なくなり次第終了となりますので、TSUTAYA店頭にてご予約をお待ちしております。※通常版のカバー+TSUTAYA限定カバーのWカバー仕様となっております。 どうぞご期待ください!(作品について)その木に祈れば、願いが叶うと言われるのはなぜか恩人の命令は、思いがけないものだった。不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と……。そのクスノキには不思議な言伝えがあった。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ページ:A6(文庫)判/496ページ発売日 :2023年4月7日定価 :990円(税込)ISBN :978-4-408-55803-5【実業之日本社といえば、雪山シリーズ!】シリーズ4作品好評発売中です!「雪山シリーズ」書影『白銀ジャック』ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判416ページ発売日 :2010年10月05日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55004-6『疾風ロンド』東野圭吾が贈る、この冬最大の興奮! ラスト1頁まで気が抜けない長編ミステリー!拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた! 引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に! 圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ!出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6判400ページ発売日 :2013年11月15日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55148-7『雪煙チェイス』書き下ろし文庫!殺人の容疑をかけられた大学生の竜実。彼のアリバイを証明できるのはスキー場で出会った美人スノーボーダーただ一人。竜実は彼女を見つけ出し、無実を証明できるのか?『白銀ジャック』『疾風ロンド』の“あの人”も登場! この冬必読・ノンストップミステリー。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判416ページ発売日 :2016年11月29日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55323-8『恋のゴンドラ』衝撃の結末にあなたは驚愕する!都内で働く広太は、合コンで知り合った桃実とスノボ旅行へ。ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。文庫特別編「ニアミス」を収録。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判336ページ発売日 :2019年10月04日定価 :734円(税込)ISBN :978-4-408-55545-4(実業之日本社)<東野圭吾氏 プロフィール>1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年、第1回野間出版文化賞を受賞。<東野圭吾著作一覧>1985年『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞、デビュー。1986年『卒業』『白馬山荘殺人事件』1987年『学生街の殺人』『11文字の殺人』1988年『魔球』『ウインクで乾杯』(『香子の夢―コンパニオン殺人事件』より改題)『浪花少年探偵団』1989年『十字屋敷のピエロ』『眠りの森』『鳥人計画』『殺人現場は雲の上』『ブルータスの心臓』1990年『探偵倶楽部』(『依頼人の娘』より改題)『宿命』『犯人のいない殺人の夜』『仮面山荘殺人事件』1991年『変身』『回廊亭殺人事件』(『回廊亭の殺人』より改題)『天使の耳』(『交通警察の夜』より改題)1992年『ある閉ざされた雪の山荘で』『美しき凶器』1993年『同級生』『分身』『しのぶセンセにサヨナラ』(『浪花少年探偵団<2>』より改題)1994年『怪しい人びと』『むかし僕が死んだ家』『虹を操る少年』1995年『パラレルワールド・ラブストーリー』『あの頃ぼくらはアホでした』『怪笑小説』『天空の蜂』1996年『名探偵の掟』『どちらかが彼女を殺した』『毒笑小説』『悪意』『名探偵の呪縛』1998年『探偵ガリレオ』『秘密』(第52回日本推理作家協会賞〈長編部門〉受賞作)1999年『私が彼を殺した』『白夜行』2000年『嘘をもうひとつだけ』『予知夢』2001年『片思い』『超・殺人事件』(『超・殺人事件―推理作家の苦悩』より改題)『サンタのおばさん』※2002年『レイクサイド』『時生』(『トキオ』より改題)『ゲームの名は誘拐』2003年『手紙』『おれは非情勤』『殺人の門』2004年『幻夜』『ちゃれんじ?』『さまよう刃』2005年『黒笑小説』『容疑者Xの献身』(第134回直木三十五賞、第6回本格ミステリ大賞〈小説部門〉受賞、エドガー賞長編賞候補作)『さいえんす?』2006年『夢はトリノをかけめぐる』『赤い指』『使命と魂のリミット』2007年『たぶん最後の御挨拶』『夜明けの街で』『ダイイング・アイ』2008年『流星の絆』(第43回新風賞受賞作)『聖女の救済』『ガリレオの苦悩』2009年『パラドックス13』『新参者』(CWAインターナショナル・ダガー賞最終候補)2010年『カッコウの卵は誰のもの』『プラチナデータ』『白銀ジャック』2011年『あの頃の誰か』『麒麟の翼』『真夏の方程式』『マスカレード・ホテル』2012年『歪笑小説』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(第7回中央公論文芸賞受賞作)『虚像の道化師』『禁断の魔術』2013年『夢幻花』(第26回柴田錬三郎賞受賞作)『祈りの幕が下りる時』(第48回吉川英治文学賞受賞作)『疾風ロンド』2014年『虚ろな十字架』『マスカレード・イブ』2015年『ラプラスの魔女』『禁断の魔術』『人魚の眠る家』2016年『危険なビーナス』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』2017年『素敵な日本人』『マスカレード・ナイト』2018年『魔力の胎動』『沈黙のパレード』2019年『希望の糸』2020年『クスノキの番人』『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』2021年『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』2022年『マスカレード・ゲーム』2023年『魔女と過ごした七日間』※著作一覧には記載しましたが、共著である『サンタのおばさん』は著作100冊には入れておりません。◆このリリースは東野圭吾氏の著作を刊行している出版各社の協力で配信しました◆講談社/光文社/祥伝社/新潮社/実業之日本社/集英社/文藝春秋/KADOKAWA/毎日新聞出版/幻冬舎/PHP研究所(書籍刊行順) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月03日平均部数100万部! 1985年のデビューから38年。国民的作家、東野圭吾が到達した1億部という偉業!「日本一スノーボードがうまいのは誰だ?」を決める東野圭吾氏主催、賞金総額日本一のスノーボード大会『SNOWBOARDMASTERS』( )が4月1日、2日の二日間、野沢温泉スキー場で開催されました。第4回の今年も東野氏がゲレンデにかけつけ、大盛況のうちに無事終了いたしました。大会直前の3月に記念すべき100冊目となる新作を刊行した東野氏が、本日、さらなる記録を打ち立てたことをお知らせします。それは……全著作の国内累計発行部数、1億7万7380部突破!(4月3日時点)。これは電子書籍を含まない、国内で発行された「紙の書籍」のみの部数で、1冊平均100万部発行されている計算です。さらに東野作品は海外でも幅広く翻訳されており、現在37の国と地域で出版中。その推定累計発行部数は、約6800万部。国内と国外を合わせると全作品の推定累計発行部数は1億6800万部を超えます。東アジア地域では、10年以上前から注目され数多くの熱心なファンに支持される人気作家であり、映像・舞台化などのメディアミックスもコロナ禍を経てなお、積極的に行われております。さらに近年では東南アジアでの部数も伸長中。そして日本人作家として初めて米国エドガー賞、英国ダガー賞、両賞にノミネートされた作家として欧米圏での評価も高まっています。本日の発表にあたり、公式TwitterとInstagramでは記念動画と日本のトップスノーボーダーたちによるお祝い動画をアップ。今後は、各版元の担当編集者による作品紹介や読者からの感想ツイート募集、そして書店店頭での出版社の垣根を越えた「ありがとう!東野圭吾1億部」フェアも実施予定。1億部達成を記念した楽しい企画を続々公開予定です。詳細は、公式Twitter(東野圭吾公式/@higashinokeigo_)公式Instagram(higashinokeigo_official)で順次発表します。東野圭吾氏の益々の活躍にご注目ください!東野圭吾氏コメント日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。「チーム東野」各出版社より一言コメント第26回柴田錬三郎賞を受賞した『夢幻花』は、東野さん自身が「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」とおっしゃった傑作です。物語の舞台は現代ですが、江戸時代には存在していたのに今はなくなってしまった「黄色いアサガオ」を素材にしていることから、月刊誌「歴史街道」で連載していただいた作品です。連載がスタートしたのは2002年。本になったのが2013年。10年以上の歳月をかけて熟成された結果、発刊から10年経った今でも変わらず、心に響く作品となりました。おかげさまで、単行本と文庫累計で、110万部を突破。これまで東野作品を読んだことがない人にもぜひ読んでほしい一冊です。(PHP研究所)東野圭吾氏プロフィール1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年、第1回野間出版文化賞を受賞。東野圭吾著作一覧1985年『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞、デビュー。1986年『卒業』『白馬山荘殺人事件』1987年『学生街の殺人』『11文字の殺人』1988年『魔球』『ウインクで乾杯』(『香子の夢—コンパニオン殺人事件』より改題)『浪花少年探偵団』1989年『十字屋敷のピエロ』『眠りの森』『鳥人計画』『殺人現場は雲の上』『ブルータスの心臓』1990年『探偵倶楽部』(『依頼人の娘』より改題)『宿命』『犯人のいない殺人の夜』『仮面山荘殺人事件』1991年『変身』『回廊亭殺人事件』(『回廊亭の殺人』より改題)『天使の耳』(『交通警察の夜』より改題)1992年『ある閉ざされた雪の山荘で』『美しき凶器』1993年『同級生』『分身』『しのぶセンセにサヨナラ』(『浪花少年探偵団〈2〉』より改題)1994年『怪しい人びと』『むかし僕が死んだ家』『虹を操る少年』1995年『パラレルワールド・ラブストーリー』『あの頃ぼくらはアホでした』『怪笑小説』『天空の蜂』1996年『名探偵の掟』『どちらかが彼女を殺した』『毒笑小説』『悪意』『名探偵の呪縛』1998年『探偵ガリレオ』『秘密』(第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作)1999年『私が彼を殺した』『白夜行』2000年『嘘をもうひとつだけ』『予知夢』2001年『片思い』『超・殺人事件—推理作家の苦悩』『サンタのおばさん』※2002年『レイクサイド』『時生』(『トキオ』より改題)『ゲームの名は誘拐』2003年『手紙』『おれは非情勤』『殺人の門』2004年『幻夜』『ちゃれんじ?』『さまよう刃』2005年『黒笑小説』『容疑者Xの献身』(第134回直木三十五賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞、エドガー賞長編賞候補作)『さいえんす?』2006年『夢はトリノをかけめぐる』『赤い指』『使命と魂のリミット』2007年『たぶん最後の御挨拶』『夜明けの街で』『ダイイング・アイ』2008年『流星の絆』(第43回新風賞受賞)『聖女の救済』『ガリレオの苦悩』2009年『パラドックス13』『新参者』(‘19年CWAインターナショナルダガー賞最終候補作)2010年『カッコウの卵は誰のもの』『プラチナデータ』『白銀ジャック』2011年『あの頃の誰か』『麒麟の翼』『真夏の方程式』『マスカレード・ホテル』2012年『歪笑小説』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(第7回中央公論文芸賞受賞作)『虚像の道化師』2013年『夢幻花』(第26回柴田錬三郎賞受賞作)『祈りの幕が下りる時』(第48回吉川英治文学賞受賞作)『疾風ロンド』2014年『虚ろな十字架』『マスカレード・イブ』2015年『ラプラスの魔女』『禁断の魔術』『人魚の眠る家』2016年『危険なビーナス』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』2017年『素敵な日本人』『マスカレード・ナイト』2018年『魔力の胎動』『沈黙のパレード』2019年『希望の糸』2020年『クスノキの番人』『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』2021年『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』2022年『マスカレード・ゲーム』2023年『魔女と過ごした七日間』※著作一覧には記載しましたが、共著である『サンタのおばさん』は著作100冊には換算しておりません。◆このリリースは東野圭吾氏の著作を刊行している出版各社の協力で配信しました◆講談社/光文社/祥伝社/新潮社/実業之日本社/集英社/文藝春秋/KADOKAWA/毎日新聞出版/幻冬舎/PHP研究所(書籍刊行順)PHP研究所刊行物について第26回柴田錬三郎賞受賞『夢幻花』(PHP文芸文庫版)書名:夢幻花(むげんばな)著者: 東野圭吾発行:株式会社PHP研究所■四六判税込価格:1,760円発売日:2013年4月15日■文庫判税込価格:968円発売日:2016年4月7日 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月03日京都パークリソース創生パートナーズ(所在地:京都府宇治市、代表企業:公益財団法人京都府公園公社、理事長:山本 誠三)は、同法人が運営する『京都府山城総合運動公園(太陽が丘)』(所在地:京都府宇治市広野町八軒屋谷1番地)で「もうひとつの京都」観光資源発掘事業補助金(京都府政策企画部所管)の採択を受け、京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)での新たな賑わい創出事業に取り組みます。展望広場キャンプサイト本公園内には、京都タワーが眺望できる「展望広場」や新設キャンプ場の整備やファミリープールサイド(閑散期)で大人気のテントサウナが新スポットとして営業を開始します。今後、ファミリー向けコンテンツとして化石発掘体験やふわふわ遊具等の展開も行う予定です。また既に太陽が丘のふるさとの森エリアにはTOMOSHIBI CAMP場、冒険の森エリアにはツリーアスレチックボウケンノモリ・公園リビングアウトドアリビング、ファミリープールには昨年人気を博した水上アスレチックがあります。これからのお花見にぴったりのピクニックレンタルプランも提供しています。展望デッキテントサウナ【施設概要】施設名 :太陽が丘アウトドアパーク所在地 :京都府宇治市広野町八軒屋谷1番地アクセス :[車]・宇治西ICより南東へ約15分(6km)・久御山南ICより東へ約20分(16km)・城陽JCT・ICより北東へ約10分(7.5km)[電車&バス]・京阪・JR宇治駅から「太陽が丘」行バスに乗車(約15分)または、「太陽が丘西ゲート」で下車・近鉄大久保駅から「太陽が丘」行バスに乗車(約15分)または、「太陽が丘西ゲート前」で下車営業時間 :9:00~17:00URL : [本件に関するお問い合わせ先]京都パークリソース創生パートナーズパークリソースクリエーショングループ担当: シニアマネージャー 不破・苅田TEL : 0774-21-0383FAX : 0774-21-0361Mail: fuwa@kyoto-park.or.jp HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日東野圭吾のベストセラー小説を原作とする「ガリレオ」シリーズの劇場版第3作『沈黙のパレード』のジャパンプレミアイベントが8月31日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の福山雅治をはじめ、共演する柴咲コウと北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、前2作から続投の西谷弘監督が駆けつけた。同シリーズの劇場版公開は『真夏の方程式』以来およそ9年ぶり。久しぶりに難事件を鮮やかに解決する天才物理学者・湯川学を演じ、ファンと対面した福山は「帰ってまいりました!」と帰還を報告。2018年に原作小説が発表された際には、「映画化のお話が届く以前から、恥ずかしながら『これは僕のことだよね』という(笑)、そういう読み方をしていた」そうで、いざ撮影が始まると、「実に感動的でしたね。エモさの螺旋階段」と一丸となって熱気を放つ現場の雰囲気に圧倒されたと明かした。福山をはじめとする関係者に向けた試写会には、東野氏も出席したといい「僕は先生の真後ろで、緊張していました。映画が終わると誰よりも最初に拍手をしてくださった。その後、おもむろに振り向くと、グータッチ。これは自信をもってお届けできるなとホッとしました」と安どの表情。「こんなに長く続くとは思っていなかった」とシリーズ開始当初を振り返り、「先生が描く世界に生きられることは、うれしいこと。一つの作品が長く続くのは、愛情の積み重ね、連鎖によってしかできない」としみじみ語った。柴咲が相棒の内海薫役として劇場版に出演するのは、2008年の『容疑者Xの献身』以来。「やっぱり緊張しました」と本音を明かし、「でも、目の前に完全なる湯川先生が現れたので『これは、やらねばと』と思った」と語った。この発言に対し、福山も「久しぶりに会えて、うれしかったですね。やはり、内海とのかけ合いで、湯川が作られているので」と再タッグに手応えを示していた。黙秘を貫き、証拠不十分で釈放された女子学生殺害事件の容疑者が、夏祭りのパレード当日、何者かによって殺害される。被害者の家族、仲間、恋人らには強い動機とともに、完全なアリバイもあり、何よりも皆が“沈黙”を貫いていた。沈黙の先にある真実に、湯川はたどり着けのか?北村は湯川の親友で内海の先輩刑事・草薙俊平を演じ、「この映画、最高です!自画自賛した出来になっている」と自信のアピール。過去の事件と再び向き合う難役で「苦悩する部分は、ちょっとやつれたり、そういう努力はしました」と役作りを振り返っていた。取材・文・写真=内田涼『沈黙のパレード』9月16日(金)より公開
2022年08月31日東野圭吾の大ベストセラー小説を原作にした『ミュージカル「手紙」2022』が3月12日(土)に東京建物 Brillia HALLにて開幕する。2016年に初演、翌年には早くも再演され、2018年には中国・上海にも上陸した日本発のオリジナル・ミュージカルの傑作。主人公の兄弟を新たに演じるのは、村井良大とspiの若手実力派俳優ふたりだ。脚本は高橋知伽江、音楽は深沢桂子、演出は藤田俊太郎。初日前日に行われた公開ゲネプロの模様をレポートする。剛志と直貴の兄弟は両親亡き後、つつましくも仲良く暮らしていたが、ある日剛志は弟の進学費用のために強盗殺人を犯してしまう。高校卒業を目前に突如、犯罪加害者の家族になってしまった直貴。周囲の自分に向ける目が一変し、家も追い出され、進学も諦め、身を隠すように過ごす直貴。しかしバイト先で由実子という女性と知り合ったことをきっかけに、ふたたび大学進学を目指し、見事入学を果たす。だがやはり“強盗殺人犯の弟”という肩書は、バンド活動、就職と、常に影を落としていく。夢を抱いては砕かれる直貴の元には、獄中の剛志から手紙が届き続ける。そして由実子と結婚した直貴にある事件が起き、直貴はひとつの決断をする……。描かれるのは犯罪自体の断罪などではなく、“犯罪者家族差別”とどう向き合うか、といったものだ。もし、自分が“犯罪者の家族”になってしまったら――。家族は当人とは別の個人だと、責任はないというのは、もちろん正しくはあるのだが綺麗ごとだ。当事者になったら否応なしに世間の冷たさに晒される。受け入れてくれない人もいる。それはおそらく“現代社会の冷たさ”など簡単にひと言ですませられるものではない。そこからどうするか。家族とは、社会とは、人との繋がりとは。原作の重いテーマを高橋知伽江が真正面から捉え、切実なものとして舞台上に乗せ、それを藤田俊太郎のリアルな演出が私たちの眼前に突き付ける。キャストも非常に説得力のある役作りだ。直貴役の村井良大は、悩み、自分ではどうにもならない壁にぶつかり、時に憤りを抱えながらも現実と向き合っていく姿を、現代に生きる等身大の青年として描き出す。spiが演じる剛志は不器用で、だが心根の優しい青年だというのが表情から伝わってくるし、迫力のある外見と反するような甘い声も役柄にピッタリ。そして直貴を支え続ける由実子を演じるのは三浦透子。話題作『ドライブ・マイ・カー』に出演、今年度の日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したばかりの三浦が、ミュージカルの世界でも素晴らしい演技を見せている。三浦は本作が初ミュージカルだが、少し切ない響きのある透き通った歌声も美しく、今後のミュージカル界での活躍も期待したいところ。直貴の友人・祐輔を演じる中村嶺亜の力強い明るさも作品に爽やかな風を吹かせているし、中村、佐々木大光、今野大輝が直貴のバンドメンバーとして実際に舞台上で生演奏をするのも見どころだ。さらに川口竜也、青野紗穂ら実力派たちがしっかり物語を支えたことで、骨太なミュージカルになっている。割り切れる美しい解決策は提示されないし、そんなものは現実に存在しないのだろう。直貴の人生にはこの先にも困難が待っているのかもしれない。ジョン・レノンが「イマジン」で歌う理想郷はまだまだ遠い。だがそれでも、前を向いて一歩踏み出す直貴と剛志の姿に一筋の光を感じる。華美ではないシンプルなラストシーンが何よりも美しく目に映り、胸に残った。公演は3月27日(日)まで、同劇場にて。取材・文:平野祥恵撮影:田中亜紀
2022年03月14日過去に音楽雑誌のインタビューで“いじめ自慢”をしたことが問題視され、7月19日に東京五輪の開会式の音楽担当を辞任した小山田圭吾氏(52)。五輪が開幕した今もなお、騒動の余波が広がり続けている。8月6日、小山田氏が8月20日に6人組バンド「METAFIVE」で、翌21日にはソロプロジェクト「CORNELIUS」として出演予定だった『FUJI ROCK FESTIVAL’21』(以下、フジロック)への出演キャンセルが発表されたのだ。フジロックの公式サイトによると、《CORNELIUSのFUJI ROCK FESTIVAL‘21の出演はキャンセルとなりました。また、METAFIVEは、FUJI ROCK FESTIVAL‘21に向けた特別編成として、砂原良徳とLEO今井に、永井聖一(Gr)、白根賢一(Dr)をサポートメンバーに迎えての出演となります》と発表されたが、出演キャンセルの理由については触れられていない。5日には「METAFIVE」を旗揚げした高橋幸宏氏(69)がTwitterで、休養宣言をしたばかり。昨年8月に脳腫瘍の手術を受けたことから、《しばらくライブはお休みとさせていただき、治療に専念して参ります。近い将来、元気な姿で皆さんとお会いできるように》と報告していた。いっぽうで「METAFIVE」には、小山田氏を擁護するようなツイートをして批判が相次いだ権藤知彦氏(53)や“小山田氏を批判したTwitterアカウントを次々とブロックした”として物議を醸したテイトウワ氏(55)も在籍。だがフジロックへ出演するMETAFIVEのメンバーには、奇遇にもその2人の名前はない。ネット上では《フジロック超英断》《普通の対応では?》との声もあれば、《見たかったのに》《機会はフェアに与えられるべき》と惜しむ声もあり賛否両論だ。■相次ぐ“中止ドミノ”でアーティスト活動が窮地に現在に至るまで沈黙を守り続けている小山田氏だが、およそ2週間でアーティスト活動が窮地に陥っている状況だ。小山田氏が辞任を発表した翌日の7月20日、「CORNELIUS」名義で音楽を担当した番組『デザインあ』『JAPANGLE』(NHK Eテレ)の放送が見合わせとなった。NHKの正籬聡放送総局長は21日の会見で、「記事等の事実確認をしてご本人が内容を認めたので、一連の経緯を総合的に判断した」と説明。また7月9日からスタートしたドラマ『サ道2021』(テレビ東京系)でも、「CORNELIUS」名義の楽曲「サウナ好きすぎ」が主題歌に使用されていた。騒動を受けて同局は21日に「差し替え」を発表するも、直近の放送には間に合わず。23日放送の第3話は、異例の“ノー・ミュージック”となったのだ。さらに静岡市では人気アニメ『ちびまる子ちゃん』の作者・さくらももこさん(享年53)が作詞し、小山田氏が編曲したPRソング「まるちゃんの静岡音頭」の新バージョンが7月19日に披露された。だが21日に「一連の報道に対する市民の皆さんからの意見を考慮し、楽曲のPR活動を停止します」と発表され、わずか3日間でお蔵入りに。そんな相次ぐ“中止ドミノ”はバンド活動にも波及した。小山田氏が所属する「METAFIVE」は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響」を理由として26日に横浜市で予定されていたライブを中止に。そして28日には、2ndアルバム『METAATEM』の発売中止が発表された。さらにリリースに伴うイベントも中止となり、レギュラーラジオ番組『METAFM』(InterFM897)も打ち切りとなったのだ。あまりにも代償が大き過ぎた辞任騒動。八方塞がりとなっている小山田氏に、再スタートを切る日はやってくるのだろうかーー。
2021年08月07日「この件の全責任は小山田にあります。だから彼も私も、弁明も言い訳もしません」そう語るのは、小山田圭吾(52)の所属事務所の代表取締役を務めるO氏。フリッパーズ・ギターのディレクターや、コーネリアスのマネージメントも務めてきた、いわば小山田の長年の“盟友”だ。多くの関係者が開会式前に去っていった東京五輪。そのなかでも開会式の作曲担当者だった小山田の辞任は衝撃的だった。《全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。(中略)ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ》(『ロッキング・オン・ジャパン』’94年1月号)障害のある同級生らへの“虐待行為”を複数の雑誌へ武勇伝として語っていた過去について、世界中で批判の声が上がったのだ。五輪開会式直前、本誌はO氏に直撃取材を試みた。――複数の雑誌で同級生への虐待を告白していますが、なぜいままで謝罪しなかったのですか?「(誌上での)発言が全部本当なのかといえば、必ずしもそうではなく……」――なぜ“過去”を封印して、五輪開会式の作曲担当という大役を受けたのですか?「“封印”していたわけではありません。ただ、この五輪の仕事は(本人も)あまり乗り気ではなかったんです。私も本来は引き受けるべきではなかったと思います」■事務所社長は「実は私も開催に賛成していません」――“名誉な仕事”だという認識は特に持っていなかったということでしょうか?「いまでも五輪に反対する人が多数派です。実は私も開催に賛成していません。小山田自身がどう考えているのかは、本人の口からは聞いていませんが……」――イヤだったのならば、なぜ引き受けたのでしょうか?「そういう状況になってしまっていて……」――小山田さんは被害者に謝罪すると発表していますが?「すでにお詫びしました。とりあえず(被害者に)小山田の反省を伝えています。ただ詳しいことは申し上げることができません」“弁明も言い訳もしない”と言いながらも煮え切らない言葉を繰り返すO氏。――小山田さんの過去の発言は、海外でも報道されていますが、会見はしないのでしょうか?「五輪の件も辞任しましたし、いますぐに会見というのは無理です。事態が鎮静化して、次の機会でもあれば……。あとは私が業界関係者にお詫びして、騒ぎが収束していけば、ありがたいのですが」“次の機会”とはどのようなタイミングなのだろうか?関係者への謝罪はO氏に任せ、ひたすら騒動の鎮静化を待っているという小山田の姿勢からは反省の意思は伝わってこなかった。
2021年07月27日7月23日、数々のトラブルに見舞われながらも予定通り東京五輪の開会式が行われた。楽曲制作に携わっていた小山田圭吾氏(52)が辞任し、ショーディレクターを務めていた小林賢太郎氏(48)が解任されるという“直前の大波乱”は世間の不安を掻き立てた。過去に音楽雑誌で“いじめ自慢”をしていたことが問題視され、批判の声が相次いだ小山田氏。いっぽう小林氏はラーメンズ時代に「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言したコントがインターネット上で拡散し、批判が集まったのだ。大会組織委員会は両者が五輪から退くことで幕引きを図ったが、ネット上やテレビ番組などでは今も議論が続いている。なかでも、小山田氏と小林氏が「不適切な言動をとったことを反省し、現在に至るまでアップデートしてきたかどうか」を問う声が広がっている。■“いじめている自覚”がなかった小山田氏問題視された小山田氏の“いじめ自慢”は、『ロッキン・オン・ジャパン』(94年1月号)と『クイック・ジャパン』(95年8月発行)に掲載されたインタビューが発端となった。当時24、5歳だったにもかかわらず、障がいを持つ同級生らへの凄惨ないじめを“武勇伝”のように語っていた小山田氏。「いじめ紀行」と題した『クイック・ジャパン』のインタビューでは、いじめの被害者に会いに行く“対談企画”も行われたが実現には至らなかったという。そのことについて「もし対談できてたら、何話してますか?」と問われた小山田氏は、《別に、話す事ないッスけどねぇ(笑)》と返答。最終ページには、障がい者の同級生から届いた年賀状までもが掲載されていた。「小山田さんはインタビュー内で、《僕って、いじめてる方なのかなあ?》と自覚がないようでした。もし過去の行いを反省しているのならばインタビューに応じないでしょう。小山田さんの“いじめ自慢”はインタビューが掲載された当時だけでなく、その後も繰り返し問題視されていました。ですが彼は騒動が沈静化するのを待つかのように、受け流してきたのです」(音楽関係者)小山田氏の“反省”に疑問を呈する著名人も。カズレーザー(37)は18日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で「調べたら昔のいじめ、結構、酷いいじめのことはよく出てくる」とリサーチしたことを明かしていた。そのいっぽうで、「『いじめを悔いてるので、今はそういった行動を反省して今はこんな活動をしてます。償いのためにこんな活動をしています』という情報はあんまり見つからなかった」とも指摘していた。■アップデートを重ねてきた小林氏では、小林氏はどうだろうか。アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」から、「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」と強く抗議されたように、不適切な発言だったことは紛れもない事実。ただ小林氏は解任された際のコメントで、当時を振り返り、《思うように人を笑わせられない時期に、浅はかに人の気を惹こうとしました。良くないことと思い、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました》と記している。そしてネット上では、次のように小林氏の“アップデート”を評価する声が少なからず上がっているのも事実だ。《小林賢太郎のあのコントについては当時でも少数ながら批判もあったし、彼自身もそれを受けて真摯に笑いを追求した結果「誰も傷付けない笑い」にシフトして今に至るまで作り続けてきたんだよ間違ってたと思ったから、ちゃんとアップデートしてきたんだよ一切の間違いを許さないのは違うと思う》小林氏はソロプロジェクト「POTSUNEN」を05年に始動させ、海外でも舞台公演を行うなどコントの枠を超えた表現活動に挑戦してきた。15年1月に配信された『英国ニュースダイジェスト』のインタビューでは、《僕のショーを楽しむのに予備知識は要りません。国籍も性別も年齢も関係ないので、面白そうだなと思ったら、ぜひ劇場に足をお運びください》と呼びかけていた。「ラーメンズとしてデビューした当時は、笑いを取ることで必死だったといいます。ですが『見えないところで誰かを傷つけているかもしれない』と気づき、“面白ければ何でもアリ”といった考えから脱却していったそうです。また表現活動を通じて、社会貢献をしていることでも知られています。17年1月以降、ラーメンズの映像ソフト化されている全17公演をYouTubeで配信。動画の広告収入を、災害復興支援のため寄付し続けているのです」(テレビ局関係者)東京五輪の開会式ではパントマイムのパフォーマーが全50競技を表すピクトグラムを再現し、世界中から賞賛が相次いだ。「南大介さん、『がーまるちょば』のHIRO-PONさん、パフォーマーコンビ『GABEZ』といった、小林さんと所縁のあるメンバーによるパフォーマンスでした。開会式での小林さんの役割は“全体を一貫性のあるものにする調整役”とのことでしたが、ピクトグラムの再現は、かつて小林さんが手や指で人の動きを表現した“ハンドマイム”を想起させるものでした。“国籍も性別も年齢も関係なく楽しんでほしい”といった小林氏のポリシーが、随所に込められていたのではないでしょうか」(舞台関係者)過ちをいかに悔い改め、現在に至るまでアップデートできるか。その軌跡の有無によって、人間性が左右するのだろうーー。
2021年07月26日過去のいじめ問題がきっかけとなり、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任することが発表されました。同件は、小山田さんが、障害のある同級生などにいじめを行っていたことを明かした、1990年代のインタビュー内容が拡散されたというもの。小山田さんが楽曲を担当する東京五輪には、障がい者スポーツの大会であるパラリンピックもあり、かついじめの内容も度を越えたものだったことから、批判の声が殺到しています。古市憲寿「そもそも『いじめ』という言葉がよくない」2021年7月19日、社会学者の古市憲寿さんが自身のTwitterを更新。内容に反響が上がっています。フォロワーに小山田さんの件について聞かれた古市さんは、自身の考えをこう明かしました。「いじめ」に関する報道に思うことはずっと一緒で(これまで何度も発言したり書いてきています)、そもそも「いじめ」という言葉がよくないと思うんです。刑法における暴行罪や傷害罪に当たるなら刑事事件になるべきで、学校空間を聖域にするべきではありません。@poe1985ーより引用古市さんはそもそも『いじめ』という言葉がよくないとした上で、「学校空間を聖域にするべきではない」と指摘。また、問題なのは『いじめから時間が経過してしまった場合』とし、「すべての被害者がすぐに告発できるわけではない。言葉にできるまでに10年、20年かかることがある」と被害者の心に寄り添いました。続けて、古市さんはこう持論を展開しています。当事者の問題であること、日本は法治国家であること、の二点が重要だと思います。私刑は許されないわけですから、当事者が告発したい場合に、それを支援する制度や社会のあり方は大事です。だけどそれを、それこそ「いじめ」のような形で加害者を糾弾するのは反対です。@poe1985ーより引用最後に、「当事者が告発をしたい場合に、それを支援する制度や社会のあり方が大切」と持論をつづっています。投稿には、ネット上でさまざまな声が寄せられました。・「『いじめ』という言葉がよくない」というのは本当に共感。その言葉があることで、いじめの実情が曖昧になっている気はする。・当事者が告発できる社会の構築っていうのは少し難しいのかも。もちろん実現するのが理想だけど…。・開会式の作曲家としてふさわしくないという批判は仕方がないと思う。けど古市さんのいうように、私刑にしていい、というわけでもない。ネット上では賛否が分かれた、古市さんのいじめに対する持論。いじめに関する問題を他人事として済まさず、正しい方法によって少しでも傷付く人を減らす努力が必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日過去の『いじめ告白』に対する世間の反応を受け、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当から辞任することを発表しました。一方、小山田さんの『いじめ告白』の余波は、思わぬところにまで現れています。2021年7月19日、音楽クリエーターのヒャダインこと前山田健一さんは、自身のTwitterで風評被害に対するなげきを投稿しました。風評被害を本気で避けたいので、勘違いされている方々に声掛けしたいと思っています。。私は前山田です。オリパラとは関係ございません!よろしくお願いします。— ヒャダイン こと 前山田健一 (@HyadainMaeyamad) July 19, 2021 小山田さんと、ひと文字違いの『前山田』であるため、ヒャダインさんがいじめを告白したと勘違いする人が続出した様子。「関係ございません」と注意喚起するヒャダインさんに、励ましとなぐさめの言葉が寄せられました。・小山田と前山田…とんだ勘違いですね。・むしろ楽曲を担当して、この状況を救ってほしい。・勘違いは本当に一部の人たちだけです。変わらず応援してます!また、寄せられているコメントの中には、ヒャダインさんと小山田さんを勘違いした人に対して「調べもせず批判の声をあげるなんて、叩ければいいだけなのがよく分かる」といった鋭い指摘も。さまざまな方面に影響を与えている小山田さんの『いじめ告白』の件は、当分、事態が収拾する雰囲気がなさそうです。とばっちりで批判の声を浴びせられてしまったヒャダインさんは、今回の注意喚起で、1日も早く事態が落ち着いてくれることを願っているはずでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日東京五輪開会式の楽曲制作を担当していたミュージシャン・小山田圭吾が19日、辞任を申し出たことをツイッターで発表した。小山田は、「この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております」の書き出しから、「関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」と報告。「皆様より頂きましたご指摘、ご意見を真摯に受け止め、感謝申し上げると共に、これからの行動や考え方へと反映させていきたいと思っております」とし、「この度は、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉で結んでいる。小山田の担当が今月14日に発表されると、90年代の雑誌インタビューで学生時代に障がい者をいじめていたと告白したことが改めて問題に。これを受け、小山田は16日にツイッターを通じて謝罪し、依頼を受けるに至った経緯などに触れて続投する姿勢を示していた。
2021年07月19日東京五輪の開会式で楽曲制作を担当する、ミュージシャンの小山田圭吾さんの過去の言動が議論になっています。2021年7月14日、東京五輪に関わることが発表された小山田さん。しかし、小山田さんが1990年代に受けた雑誌のインタビューで、障がい者へのいじめを明かしていた情報が拡散されたのです。東京五輪に関連するパラリンピックは、障害者スポーツの大会。また、いじめの内容が度を過ぎたものであることに加え、小山田さんが笑いながら話していた点から、批判する声が続出しています。カズレーザー、小山田圭吾の『障がい者いじめ』にズバリ同月18日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では今回の件について特集し、小山田さんが自ら語ったいじめ行為の詳細を説明。心身を傷付ける暴力行為に対し、コメンテーターとして出演するお笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、このようにコメントしました。この方のことを結構調べて、こういった昔の酷いいじめのことは結構出てくるんですけど。それ以外の情報…例えば「いじめを悔いてるので反省しています」「償いのためにこんなことをしています」っていう情報は、あんまり見つからなかったんですよ。再チャレンジってのは、過去のマイナスを埋め合わせる、プラマイをゼロにすることを認めるっていうことで。これ、批判と擁護で批判の方が大きいっていうのは、プラマイのマイナスを埋め合わせることを単純にしてなかったってことなんで、これは再チャレンジとかじゃなくて、批判されて当たり前の自業自得の話だと思う。だって、もっとちゃんと「過去のことを悔いてます」「そのために、こんなことをしました」っていうのは、多分やってらっしゃるとは思うんですけど、世間にアピールして、それを(世間が)納得してれば、それで丸川さん(丸川珠代大臣)とかも「この方はこういう素晴らしいことをしてます」ってフォローすることもできるし。それやってなくて批判されてるのは当たり前のことですよ。過去が裁かれているわけじゃないです。サンデー・ジャポンーより引用過去の行いそのものが批判されているというよりも、その後の行動が批判されていることを指摘したカズレーザーさん。真剣な表情で「過去の行いに対し、これまで大々的に行動を起こしていないのであれば、批判されても仕方がない」と持論を展開しました。いじめ行為に対する怒りが伝わってくるカズレーザーさんのコメントは、番組放送後にネットで拡散されました。・いつも冷静なカズレーザーさんが感情的で驚いた。それだけのことをしたってことだね。・番組を見ていましたが、カズレーザーさんが怒りに震えているのが伝わってきました。・子供のやることでも、いじめは許されない。被害者は一生傷付き続けるんだから。もちろん謝罪をしたところで、罪が償われるわけではありません。しかし過去が変えられない以上、その後の言動が重要といえるでしょう。カズレーザーさんに関する記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年07月19日2021年夏に開催予定の東京五輪。開会式ではミュージシャンの小山田圭吾さんが楽曲制作を担当します。しかし、小山田さんが過去に障がい者へのいじめを雑誌で明かしていたことから、人選に批判的な声が続出。同年7月16日、小山田さんは自身のTwitterアカウントで、いじめについて「大変今更ではありますが、連絡を入れて被害者に直接謝罪をしたい」と思いを明かしました。小山田圭吾の『障がい者いじめ報道』にIKKOが涙ながらに持論を展開同月18日に放送されたバラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、今回の騒動について特集。問題となっている90年代に掲載された雑誌のインタビューで、小山田さんは「小学生から高校生の頃、障害のある同級生らを全裸で縛ることや、バックドロップをしたことがある」と自ら明かしています。MCである和田アキ子さんは、インタビューの原文を読んだ上で「テレビではいえないくらい、いじめというにはあまりにも悲惨」と非難。コメンテーターであるタレントのIKKOさんは、直接いじめの謝罪をすることについて、真剣な表情でこのように思いを明かしました。なんかそれって、今更掘り起こして…昔のことを思い出してしまうから、そういうことしてほしくないですね。アタシだったら思い返してしまうし、苦しかった時のことを。それで通常のいじめじゃなくって、何回もラジオとかいろんなところで自分のいじめを武勇伝みたいにしてるじゃないですか。それを「知らなかった」っていうこともあり得ないと思うんですよね。それも、身体の悪い人たち…障害持ってる人たちに対して、そんなこと(いじめ)できるのかな。涙しかないです、本当。アッコにおまかせ!ーより引用涙声になりながら、いじめ行為や本人への直接謝罪について持論を展開したIKKOさん。今回の件を受け、ネットではいじめを受けたことのある人から「今更、いじめた人に謝罪なんてされたくない」「謝ったら終わりというわけではない」といった声が上がっています。IKKOさんがいうように、武勇伝として面白おかしく語られていたいじめ行為を数十年後に謝罪されても、嫌な記憶を思い出してしまう人は多いでしょう。IKKOさんの涙ながらの訴えに、視聴者からは共感する声が寄せられました。・涙ぐんでいて、IKKOさんは人の痛みが分かる人だということが分かった。・いじめって被害者は一生苦しむんだよね。直接謝るだなんて、余計に苦しめると思う。・IKKOさんの意見に同意。自分の気持ちを代弁してくれてありがとう。いじめは心と身体を深く傷付ける行為であり、被害者は一生のトラウマを抱えることになります。たとえ加害者が謝罪をしても、その傷が癒えることはないでしょう。被害を減らすためには、いじめ行為がいかに酷であるかを多くの人が知らなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2021年07月18日長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げ、菅田将暉が主演を務める映画『キャラクター』が現在公開されている。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)がある日殺人事件を目撃し、犯人をキャラクター化してサスペンス漫画を描いたことから物語が展開していくダークエンターテインメントサスペンス映画で、SEKAI NO OWARIのボーカリスト・Fukaseが殺人鬼役で俳優に初挑戦することも話題を呼んでいる。Fukaseが演じる殺人鬼・両角は、山城が目撃した事件の真犯人で、山城の前に突然現れ、漫画に描かれた殺人事件を自身で再現したことを伝えるなど、異常者である。人なつっこさの中にどこか不気味さをのぞかせるキャラクターがはまり役となっているが、Fukase本人は演じるために役者としての基礎訓練を積んで挑んだという。今回はFukaseにインタビューし、役にかける思いや、音楽活動と俳優業の関係についても話を聞いた。○■こんなに優しいのに「ぴったり!」という反応――初めて映画『キャラクター』出演のお話を受けた時はどんな気持ちでしたか?三段階ぐらいあって、最初は「ついに殺人鬼役が来たか」と(笑)。そういう雰囲気を醸し出していると内外から言われ続けて、「どういう意味なんだ」と思ってたんですけど、「ついに来たな」いうのが最初の感想です。次に、資料を受け取って「映画かあ。そんなのもやっちゃう人生なんだ」なんて思い、家に帰って飲んだ酒はうまかったんですけど、さらに一夜明けて冷静になってみて「無理じゃない?」と思って……。相手は菅田君だし、すごく大きい規模の映画だろうし、迷惑をかけてしまう、と考える冷静な朝が訪れ、はっきり「断ろう」という気持ちになりました。その三段階を経て、断るつもりでプロデューサーにお会いしたんですが「撮影まで1年半くらいありますけど」と言われ、「なるほど期間があるのか……」と思ってしまったんです。ほぼほぼドアを閉めかけたんですけど、足がガッと入ってきて「どうですかね」と言われたような状態。演技の先生に1年半で僕がこの役をできるのか聞いてみたいというところから、スタートしました。その時点でもまだ「やる」とはハッキリ言ってなかったんですけど、いつの間にかマネージャーに「Fukaseさん、今断ったら事故ります」と言われて、「これはやられたなあ」と(笑)――では、1年半かけて役作りをされたような形なんですか?両角という役に真正面から向き合ったのは、本当に最後の1カ月か2カ月ぐらいです。というのもなかなか確定版の台本があがってこなかったのもあって(笑)。役者としてのワークショップを行っていました。事務所の一角を自分の部屋に見立てた台詞のないアドリブみたいな所から初めて、自分でシチュエーションを考えたり、いろんなことをやらせていただきました。役者さんがどういうメカニズムで役に向き合っていくか論理的に話してくださる先生だったので、ノートに取りながら勉強して、家で宿題をこなして、という感じでした。――アーティストとしては最近は明るい曲が多いと思いますが、何かご自身の心境の変化などはあったんですか?新しいアルバム『scent of memory』(7月7日発売)の曲は明るいなあと自分でも思っていますけど、この状況下で誰のことも悪く言いたくないというか、自分たちのスタイルじゃない、という気持ちです。ただ、過去最強にとがってる曲も入っています。このご時世なので、全体的に前向きな曲が多い中で、その曲があるだけでひっくり返るくらい。僕の人生のルーツを歌っている曲で、どちらかというと、素の自分の言葉遣いのまま出している曲です。とにかく口が悪い(笑)――殺人鬼役を演じる上で、素の自分を役作りに生かしたところはあったんですか?そこは、全然ですよ! 僕、超優しいですからね! 本当に!(笑) 監督と最初に話した時に「芝居をしたことがないから無理です」と言ったら「いや、そのままでいいんで」と言われて、「いいわけないだろ、なんだそれ!」と思いました(笑)。 山道で両角が、事件に巻き込む家族の車に乗せてもらうシーンは、あんまり狂気じみてるとそもそも車に乗せてもらえないから、普段の僕の優しいところを出しましたね。――では、ファンの方は普段の優しいFukaseさんを知ってるから、殺人鬼役にびっくりしてしまうかも…?全然びっくりしてなかったですよ……。こんなに優しいのに「ぴったり!」という反応だったから、意味がわからない! 家族にも「ぴったり」と言われましたからね(笑)――作品を観てちょっとドキドキしてたんですけど、こうしてお会いすると「ちゃんと普通の方だ」と安心しました。絶対にそういう勘違いを生むと思うんですけど、もう、そういうギャグにしていこうと思っています。怖がる小学生とか、全力で怖がらせてやりたいです!(笑)○■レッスンにも来ようとしていた神木隆之介――それだけ良い演技だったということだと思います。役者に挑戦することについて、メンバーの反応などはいかがでしたか?メンバーはもともと「やった方がいい」と言ってくれていたので、ゴリ押ししてくれました。幸か不幸か、コロナでドームツアーが中止になったので、映画に集中できたということもあって。本来はドームツアーをやりながらの撮影だったので、もしそのままやっていたら、10周年なのに殺人鬼みたいなドームツアーになってたかもしれない(笑)。だから僕が役者をやって音楽がおろそかになったことも全然なくて、「今日はこういうシーンを撮ったよ」ということを終わった後に必ず報告するから、メンバーも毎回楽しみにしてくれていました。「今日は菅田君とかなり近い距離で撮影したよ」「菅田くんの匂いが取れないんだよ」とか(笑)。菅田くん、ほのかないい匂いがするんですよ。変な夢を見そうだなと思ったのを覚えています。――そういう話もずっと共有してたというのはすごいですね。特にSaoriは作家なのでそういう出来事に対して前のめりに興味があるし、Nakajinもミュージシャン然とした人間だから、自分たちのボーカルが殺人鬼役をやるということに興味を示してくれた。ピエロのやつ(DJ LOVE)は……血も涙もないので、多分何も思ってない(笑)。何も言わなければたぶん映画も見に来ない、あいつは! 「見た?」っと聞いたら慌てて見に行くと思う(笑)。よくも悪くも初心を忘れない、デビューしたてのまま、そういうやつなんです。――例えば周りで、役者のお友達からの反応などもありましたか?神木(隆之介)くんからは電話も来ましたし、メールでも長文で思うことを色々書いてくれて。1番最初に相談して1番背中を押してくれたのが神木くんだったから、”神”にそうやって言われたら「やるしかないな」と思いますよね。僕が映画デビューした暁には「インスタのプロフィール欄に『神木隆之介の1番弟子』って書いていい?」と言ってたんですけど、まだ書いてないです(笑)。公開したら名乗ろうかなあ。――登場人物が豪華です。豪華ですよね。自分でも「初めてやるくせに、なんか生意気じゃない?」とは思いました(笑)。神木くんは、僕がレッスンしてたところ、山城役として来ようとしてくれていて、スケジュールがちょうど合わなくて実現しなかったんですけど、逆にビビりました。予定が合わなくてちょっと良かったなと思ったくらい。役者の方って、僕が台本を持ってると「持ってるんだったら、一緒に読み合わせする?」とかけっこう軽く言ってくるんです。「無理無理無理無理、ミュージシャンだって簡単にセッションするって言わないよ!」という感じでした。――今回、菅田さんとガッツリ組んでのお芝居になりましたが、どのような印象でしたか?「どっしりした人だな」と思いました。映画の終盤、山城が両角を挑発するような感じで椅子にどかっと座るシーンがあるんですけど、そこは本来の菅田くんぽい。こっちが殺人鬼なのに山城に主導権を握られるシーンで、その瞬間に自分も本当に「なんでお前が」という気持ちになったから、椅子に座った瞬間に大きく構えた人間性が出るんだとびっくりしました。今回、自分が初めて役者をやることも知っててくれたので、僕がやりやすいようにしてくださったから、器の大きい方だなという印象がありました。――今後、俳優としての活動には興味を持たれましたか?自分は初めてなのに素晴らしい役をいただいて、何だかおこがましいと思っているんですが、やっぱり撮影現場がすごく楽しかったんです。今日はキャンプ場、今日はぐちゃぐちゃの両角の家、今日はスーパー、と色々な所に撮影で行って、控室とかも独特だし、すごく面白くて。もちろん面白いだけで続けたとは思っていないし、無責任なことはできないんですけども、この先ももし自分に合うような役があれば……僕としては「もう2度とやらない」みたいなことは全然思ってなくて、むしろすごく楽しかったという気持ちが強いです。――逆に今回の経験が、音楽活動にフィードバックされることもありますか?全然、あります。この間酔っぱらいすぎて、鏡を見ながら、1つの楽曲で自分の歌い手としてのキャラクターを変えて歌うということをやっていたんです。例えば「毎日疲れているサラリーマンとして歌う」とか「殺人鬼として歌う」とか、自分でいっぱいキャラクターを考えて、それぞれ歌い方の表情を変えて、悲しいキャラでは歌いながら泣いたりして。楽しかったんですけど、マジで人に見られたくない(笑)。今までの場合は、自分の中ではどういう楽曲かが決まっていたんですが、今回両角を演じて、自分と監督の思っているものが違ってすり合わせていかなきゃいけない部分もあったので、その経験があって「自分が思い描いているものじゃない感じで歌ってみよう」とか、「自分のイメージとは違うんだけど、ここはあえて笑顔で歌ってみよう」とか、バリエーションも生まれてきたのかな。自分の先入観だけで曲を歌わなくなり、今後もすごく幅が広がると思いました。■Fukase1985年10月13日東京都生まれ。全国ツアーでは約30万人にもおよぶ動員数を誇るSEKAI NO OWARI。音楽シーンに突如現れ、「セカオワ現象」と呼ばれるほど加速度的なスピード感で認知を拡大し、日本を代表するグループとなった。SEKAI NO OWARIのボーカリストであるFukaseは、数々の楽曲・世界観を創造し、その歌声は幅広いファン層を魅了する。彼の鋭い感性と才能はあらゆる面で発揮され、特にファッションにおいては独自のスタイルを確立。国内外のファッション誌にも度々登場し、その存在感は新しいトレンドを作っていく存在となっている。近年では、単独でのCM出演や、独特なタッチで描かれる絵画にも注目が集まるなど、多方面から高い評価を受けている。
2021年06月18日映画『キャラクター』(6月11日公開)に出演する、4人組バンド・SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseのメイキング画像、場面写真が13日に、公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。今回公開されたのは、本作で映画デビューを飾り、殺人鬼という難役に挑んだFukaseがクランクアップ後に殺人鬼・両角から自身に戻った瞬間を捉えたメイキングカットや、両角がアパートの窓際で漫画「34(さんじゅうし)」を読む新カット。メイキングカットでは、1カ月半に及ぶ撮影のクランクアップを迎えた後に、役作りのために伸ばしていた爪を切っているFukaseの姿が納められている。その手には絵具や血のりが色濃く残っており、両角は絵を描くという設定から、着ているジャージには絵具と混ざって血も付いている。その狂気を表すため、Fukaseは伸びた爪や汚れた手など細部にまでこだわり、両角という“キャラクター”を作り上げていた。「その爪、自前だったんですね」と驚くスタッフに、「血のりとか爪の中に入っちゃってて、取れないんですよ」とニッコリ笑いかけるFukase。「でも、これが厄落としだと思うんですよ。両角でなくなっていく瞬間」と、感慨深い表情を見せる。クランクアップの際には、涙も出そうになったという。主演の菅田将暉も「両角は本当にFukaseさんしかいなかったですね」とFukaseを絶賛し、「なんと言っても今回はFukaseさんの映画ですから。Fukaseさんをどうやって映画に引っ張り出そうかみたいな気持ちと言いますか。どうやって暴れてもらおうかみたいな、個人的な目標もあったりしましたね。初日からいきなり6時間くらい待って、肩しか映らないとかもあったので、大変だったとも思うし、幻滅されたところもきっといっぱいあったと思うんですけど」と、壮絶な裏話も明かした。
2021年06月13日映画『キャラクター』(6月11日公開)の初日舞台挨拶が11日に都内で行われ、菅田将暉、Fukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希、中村獅童、小栗旬、永井聡監督が登場した。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。演技初挑戦となったFukaseだが、MCから「気持ち悪かったです」と言われ「ほんっとにありがとうございます。監督に『気持ち悪くなかったからもう1回』と言われていたので、褒め言葉と受け取っています」と感謝する。SEKAI NO OWARIのメンバーも3人とも初日に映画を観に行ったようで、Fukaseは「Saoriからは『これを演じながら、silentというラブソング書いてたのは、マジサイコパス』というコメントが来ました」と明かし、菅田も「書いてましたよね。『今、僕ラブソング書いてるんだ』って言いながら(血で)真っ赤でしたもん」と思い出していた。声も普段より高く出していたというFukaseは「相談したのが神木隆之介という男で、神木くんから『Fukaseくんは優しい殺人鬼が似合うよ』と言われて、声を丸くしてしゃべるところから初めて、高い声で話したのを録音して聞きながら役作りをしていきました」と語る。「地声は高いんですけど、学生時代に声変わりをしなかったので、好きだった女子に『声が高くて気持ち悪い』と言われた経験がありまして、そこからなべるべく低くしゃべってます。それが定着した」と意外なエピソードも飛び出した。そんなFukaseについて、役者の先輩である獅童は「演技が初めてとは思えないくらい、台本読みの時から完璧に仕上げてきた」、小栗は「インタビューとか読ませていただいて、2年もかけて準備をして、演技の先生にもついていたんだというのを知って、身につまされた。(自分も)役への向き合い方をもう一度考えなければいけない」とそれぞれ感じるところがあった様子。高畑は「こんなに話しやすい方とは思わなくて、けっこう話せて個人的には嬉しかったです」と話し、菅田もFukaseのことを「おしゃべりお兄さん」と表していた。
2021年06月11日映画『キャラクター』(6月11日公開)の初日舞台挨拶が11日に都内で行われ、菅田将暉、Fukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希、中村獅童、小栗旬、永井聡監督が登場した。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。実は「○○キャラ」ということを明かすキャスト陣。「人見知り」という小栗は「知らない人としゃべれないです。さすがに大人になってきたのでなるべく頑張ろうと思ってますけど」と苦笑する。高畑は「路線バスがめちゃくちゃ好きで、今コロナで電車とかもあんまり乗らなくなって、バスばっかり乗ってます」と告白。「暗くて寡黙でというイメージをもたれがちだけど、ひょうきん」というFukaseには、小栗が「Fukaseくん、いっつもかわいいバッグ持ってる人って印象」と指摘していた。「ネコキャラ」という獅童は「猫ちゃんみたいに『いいこね、可愛いわね』と言われることが好きなんですよ」とまくしたて、菅田は「そのしゃべりからのネコキャラ、無理ありますよ」と爆笑。そんな菅田は「汁キャラ」と掲げ、「この10年くらい、汗、鼻水、涙、すごいかいてきたなあと思って。そんなんばっかだなあと」と理由を説明する。小栗から「汁俳優ってことね?」と言われると、菅田は「やめて!」と否定。さらに「"汁将暉"ってことね」と言われ、「やめなさいよ、うれしそうに」とつっこんでいた。菅田とのシーンが多かったFukaseは「"汁将暉"の汁を浴びました」と明かし、菅田は「Fukaseさんに汗をたらして『すいません』って」と振り返る。Fukaseが「汗どころか、いろいろって感じ」と意味深な発言をすると、菅田は「すいません、ゆるいんですよこれが」と謝っていた。
2021年06月11日映画『キャラクター』の本編映像が公開された。本作は、『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げたダークエンタテインメント。もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描く。主人公・山城圭吾を演じるのは、若手屈指の演技派俳優として活躍が目覚しい菅田将暉。人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美しさで熱演。さらには、小栗旬、高畑充希、中村獅童と豪華キャストが集結した。公開された映像は、Fukaseの記念すべき“映画初セリフ”を収めた本編映像。約1年半もの間、芝居のワークショップに通い、演技の勉強を重ねてきたFukaseが、天才的な殺人鬼・両角というキャラクターとして、劇中でも、撮影現場としても、初めてセリフを発するシーンの貴重な映像となっている。本作でFukaseが演じる両角は、神出鬼没な上に犯行の目的や身元など、全てが謎に包まれたキャラクター。リアルな悪役が描けずに苦悩する漫画家・山城と犯行後に事件現場で遭遇し、その顔を見た山城が、両角を基に殺人鬼を主人公にした漫画を描いたことをきっかけに、両角の行動はエスカレート。山城の前に突然現れ、山城が漫画で描いた事件を自らがリアルに再現したと告げ、さらには山城の漫画を自身との‟共作”と言い出すなど、暴走していく。映像では、そんな美しくも異質な存在である両角の<異常者>としての片鱗を垣間見ることができる。とある山中を歩いている両角に対し、そばを通り抜けた車の運転席の男性が「大丈夫ですか?」と声をかける。不気味な笑みを浮かべながら「大丈夫じゃないです」と答える両角。これが俳優Fukaseの映画初セリフで、普段のFukaseの話し声よりも少し高めに聞こえる声色が、美しさの中に秘めた不気味さをより感じさせる。そのあとに続くシーンでは、人の話を遮るように「乗せてもらっていいですか?」と頼み、この後に何か恐ろしい事件が起こるのでは?という予感に背筋が凍る思いを抱かせる。車に乗り込むと、男の子が読んでいた漫画雑誌『ライジングサン』で連載中の「34(さんじゅうし)」に登場する殺人鬼ダガーが自分に似ていないか?と自ら話しかけ、「ザクッ!ビシャッ!ギャアァ!って感じで…」と漫画で描かれている擬音語を使い、いかにダガーが格好いいかをアピールする。その両角の表情は恍惚にふけっており、それまでの物腰の柔らかな口調とは裏腹な狂気が感じられる。主演の菅田も「シンプルに一役者として対峙するのがすごく楽しかったです。両角はFukaseさんしかいなかったですね」と絶賛のコメントを寄せた。『キャラクター』6月11日(金)公開
2021年06月10日菅田将暉が売れない漫画家、「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが天才的な殺人鬼を演じ、さらに小栗旬、高畑充希、中村獅童ら超豪華キャストが集結した『キャラクター』。この度、映画の完成後、主演の菅田さんが本作に込める思いについて語った貴重なインタビューが解禁となった。映画・ドラマ・音楽など様々な場で躍進し、人々を魅了し続ける菅田将暉。本作で演じるのは万年アシスタント生活を送る漫画家・山城圭吾で、意外にも本作のようなミステリーやサイコホラー要素が入ったジャンルは初めて挑戦するという。昨年1度目の緊急事態宣言解除後、菅田さん自身最初の映画の撮影となり、コロナ禍では緊張感がある現場で、菅田さんは山城という漫画家を悩みながら演じたと話していた。完成した作品を見た菅田さんは、改めて「山城は、良くある映画の主人公っぽくない主人公。地味だし、自分から派手な動きをしない。だからこそ、そんな人物を中心にいろんな物事が目まぐるしく動いていく。自分が関わっていないシーンがとてつもなくカッコ良かったし、ワクワクしました」と役柄を語る。加えて、「今回は、引き算の芝居に徹底しようと思ってやってたんですよ。漫画家として1個夢を諦めたあとの徒労感の中に生きていて、それでも自分が真摯に向き合えて表現できるのは漫画だけ、というキャラクターだったので」と山城を演じるにあたってのアプローチの仕方について話した。撮影時にも「アイデンティティが足りないことで悩む山城のように、【面白くいたい】、【より充実していたい】という欲が人間にはあるから、人に甘えられなく、どんどん孤独になっていく。観てくれた人の中にもそういうことを考える人がいっぱいいると思うので、そこが伝わればいいかなと思いました」と話しており、「行き切れない人間は、劣等感があると思うんです。だからこそ山城のように、『自分にはそこがないんだな』と思っていた人間が行き切っちゃう瞬間、ドライな怖さというのが、山城を演じているなかであって。これは今までにないな、それがうまいこと伝わっていたらいいなというのが願いでしたね」と、根底にあるメッセージにも触れた。自分自身が発信者である時代において、あらゆる場面で“個性(キャラクター)”が求められるが、そのような時代の中で「人からつまらないって言われようと、生きてさえいればいいと思うんです」と菅田さん。この菅田さんの言葉に救われる人も数多くいるかもしれない。その伝えたかったメッセージを届けるため、新たなアプローチで挑んだ本作に注目だ。『キャラクター』は6月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャラクター 2021年6月11日より公開©2021 映画「キャラクター」製作委員会
2021年06月08日6月11日(金)より公開となる映画『キャラクター』で主演を務める菅田将暉のオフィシャルインタビューが到着した。本作は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げた企画を元に、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を描く。主人公の主人公・山城圭吾を演じるのは若手屈指の演技派俳優・菅田将暉。そして、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARI のボーカル・Fukaseが演じる。そのほか、小栗旬、高畑充希、中村獅童と超豪華キャストが集結した。そんな豪華キャスト・スタッフが集結した本作で主演を務める菅田にインタビューを実施。映画の完成後、菅田が本作に込める思いについて語った貴重なインタビューが公開となった。映画・ドラマ・音楽、その他様々な場で躍進し、人々を魅了し続ける菅田。俳優として数々の役柄をこなしてきた印象だが、本作で演じるのは漫画家で、意外にも本作のようなミステリーやサイコホラー要素が入ったジャンルは初めてだという。昨年1度目の緊急事態宣言解除後、菅田自身最初の映画の撮影となり、コロナ禍では緊張感がある現場で、菅田は山城という漫画家を悩みながら演じたと話していた。完成した作品を見た菅田は、改めて振り返る。「山城は、良くある映画の主人公っぽくない主人公。地味だし、自分から派手な動きをしない。だからこそ、そんな人物を中心にいろんな物事が目まぐるしく動いていく。自分が関わっていないシーンがとてつもなくカッコ良かったし、ワクワクしました」。加えて、「今回は、引き算の芝居に徹底しようと思ってやってたんですよ。漫画家として1個夢を諦めたあとの徒労感の中に生きていて、それでも自分が真摯に向き合えて表現できるのは漫画だけ、というキャラクターだったので」と山城を演じるにあたってのアプローチの仕方について話した。撮影時にも「アイデンティティが足りないことで悩む山城のように、【面白くいたい】、【より充実していたい】という欲が人間にはあるから、人に甘えられなく、どんどん孤独になっていく。観てくれた人の中にもそういうことを考える人がいっぱいいると思うので、そこが伝わればいいかなと思いました」と話していたが、「行き切れない人間は、劣等感があると思うんです。だからこそ山城のように、『自分にはそこがないんだな』と思っていた人間が行き切っちゃう瞬間、ドライな怖さというのが、山城を演じているなかであって。これは今までにないな、それがうまいこと伝わっていたらいいなというのが願いでしたね」と、根底にあるメッセージにも触れた菅田。自分自身が発信者である時代において、あらゆる場面で“個性(キャラクター)”が求められるが、そのような時代の中で「人からつまらないって言われようと、生きてさえいればいいと思うんです」と菅田は述べており、この菅田の言葉に救われる人も数多くいるのではないだろうか。菅田が伝えたかったメッセージを届けるため、新たなアプローチで挑んだ映画『キャラクター』がついに6月11日(金)に公開を迎える。『キャラクター』6月11日(金)より公開
2021年06月08日映画『キャラクター』(6月11日公開)に出演する、小栗旬の場面写真が5日に公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。公開されたのは、小栗旬が演じる事件の真相を追う刑事・清田俊介の新場面写真。清田は暴走族上がりだがそれを感じさせない程に軽やか、かつ鋭い洞察力に富む優秀な刑事であり、菅田将暉演じる漫画家・山城が描いた漫画「34」と事件の関連性にいち早く気づいて、中村獅童演じる真壁と共に事件を追う。人との距離を縮めることに長けており、事情聴取や取り調べには天性の才能を見せるキャラクターだ。場面写真はそんな清田のキャラクター性がうかがえるものとなっている。まず山城(菅田将暉)行きつけの居酒屋“十三番地”の外で電話をしているカットは、山城と事件との関係性に目を付けた清田が居酒屋を訪れる場面であり、刑事としての風格に溢れる小栗の存在感が際立つ。スーツ姿は、共演者のFukaseが「スーツがめちゃくちゃ似合うんです。普通のスーツなんですが、パリコレみたいな感じがしました」と驚いていたほど。もう1枚のカットは、2番目の事件現場を訪れているもので、ライトを持ちながら崖下から発見された車の車内を捜索する険しい表情からは、事件を追う刑事としてのまなざしや彼の優秀さをうかがい知ることができる。今回永井聡監督からは「渋くてカッコいい小栗さんが欲しい」とリクエストされていた小栗。「なかなか大変でした(笑)。いつもよりかなり声のトーンを落として、自分では恥ずかしいくらいカッコつけて演じました」と撮影当時を振り返る。さらに清田というキャラクターを演じるにあたり「清田のキャラクター(特徴)にしようと思って」と小栗が実行していたのが、“一度口をつけたものは全部たいらげる”という芝居だ。居酒屋のシーンでも、電話が鳴り外に出る際に運ばれてきたばかりのジョッキを空にするという演技を披露しており、こだわりが随所にちりばめられている。クランクアップの際には「久しぶりにじっくり現場に入れて、終わるのが寂しいです」と話していた。
2021年06月06日