くらし情報『【ライブレポート】平松愛理、コロナを乗り越え2年半ぶりにライブ開催「部屋とYシャツと私」など14曲を届ける』

2023年8月31日 18:00

【ライブレポート】平松愛理、コロナを乗り越え2年半ぶりにライブ開催「部屋とYシャツと私」など14曲を届ける

平松愛理 SLOW ROOM~Door to Next Road Photo:石原敦志

Photo:石原敦志



「部屋とYシャツと私」などのヒットで知られる平松愛理が、2年半ぶりとなるライブを行った。2021年には自身のコロナ感染で開催が延期されて、ようやく実現したステージ。キャリアを重ねてきた分の奥行きとともに、変わらない清々しさを見せて、長年ともに歩んできたファンたちに温かい想いを届けた。


【ライブレポート】平松愛理、コロナを乗り越え2年半ぶりにライブ開催「部屋とYシャツと私」など14曲を届ける


ピアノのSEから、白い衣装にハンドマイクでステージに現れた平松愛理。2年半ぶりのライブの1曲目は“今日やっと逢える”と再会を描いた「素敵なルネッサンス」。観客の手拍子に体を軽く揺らしながら、リズミカルに歌っていく。33年前にリリースされた学生時代の名残が漂う曲に、大人のゆとりが加わって心地良い。

続く「転ばぬ先の闇」も、跳ねるようなサンバのリズムによく通る歌声が乗って、会場一体のクラップが起こった。こちらは94年リリースのアルバム曲で、“留守電の点滅ランプ”といったフレーズもあって懐かしいが、平松は歌に包容力を潜めながら、さわやかな佇まいは健在だ。

【ライブレポート】平松愛理、コロナを乗り越え2年半ぶりにライブ開催「部屋とYシャツと私」など14曲を届ける


MCでは「今日来てくれた皆さんを恋人だと思って、選曲させていただきました」と語り、「いろいろなことがありました」という2年半での途切れない応援への感謝を告げた。

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