くらし情報『草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスの新収蔵品も初公開 『部屋のみる夢』展、ポーラ美術館で開催中』

2023年2月16日 18:00

草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスの新収蔵品も初公開 『部屋のみる夢』展、ポーラ美術館で開催中

彼が残した絵画作品のうち、約3分の1が室内画であり、またその大半が、彼が約10年にわたり居住したストランゲーゼ30番地の住まいで描かれたものだ。同展では、ポーラ美術館が近年収蔵した《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》と国立西洋美術館が所蔵する《ピアノを弾く妻イーダのいる室内》の2点、日本国内の美術館にある全てのハマスホイ作品が展示されている。

草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンスの新収蔵品も初公開 『部屋のみる夢』展、ポーラ美術館で開催中

高田安規子・政子 《Inside-out/Outside-in》 2023年(部分) (C)Akiko & Masako Takada
双子のアーティストユニット、高田安規子・政子(1978-)は、「窓」と「扉」をモチーフにしたインスタレーション作品を展開。無数の小さな窓がまるで街並みのような印象を受ける《Inside-out/Outside-in》は、窓の向こうに見える温かな明かりとの心理的、物理的な隔たりを感じさせる一方、中には開かれた窓もあり、コロナ渦という状況から徐々に日常生活に戻りつつあるという社会の状況も示唆している。

地下2階の第二会場では、ポーラ美術館が新収蔵したヴォルフガング・ティルマンス、草間彌生の作品が展示されている。

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