くらし情報『究極のアンサンブルを見逃すな! ハーゲン・クァルテット』

究極のアンサンブルを見逃すな! ハーゲン・クァルテット

第2ヴァイオリンのアンゲリカがソロ活動に専念するためアネッテ・ビク、そしてライナー・シュミットに交替したが、彼らはみなザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミーで学んでいる。
ハーゲン・クァルテットにとってニコラウス・アーノンクール、ジョルジュ・クルタークとの出会いは、彼らの音楽的な視野を大きく広げ、大きな財産となっている。また、これまでにマウリッツィオ・ポリーニ、内田光子、ザビーネ・マイヤー、クリスチャン・ツィメルマン、ハインリッヒ・シフ、イェルク・ヴィトマンといった演奏家たちと共演している。
1981年にロッケンハウス音楽祭で“審査員賞”と“聴衆賞”と呼ばれる大賞を受賞。翌年にはポーツマス弦楽四重奏コンクールで優勝し、続けてウィグモア・ホールにおけるロンドン・デビューを果たしている。また1983年にフランスのエヴィアン国際コンクール、ボルドー音楽祭、そしてカナダのバンフ・コンクールで立て続けに優勝した。
1984年にはザルツブルク音楽祭にデビュー、大成功を収めた。そして翌年にはドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ヤナーチェク、シュニトケ、リゲティ等45枚のCDを相次いでリリースし、ウィーン、ロンドン、ミュンヘン、ベルリン、アムステルダム、ニューヨーク、東京など世界の主要都市で公演を重ねている。
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