「山人音楽祭」奇跡が続いて、新しい軌跡を作った笑顔の2日間。最終日を最速レポート
「一緒にどこまでも行こうぜ」と、TAKUMAが叫ぶ。本来はここでセットリストの曲を終えていたがさらにもう1曲『蜃気楼』を演奏し、山人音楽祭でのステージを終えた。
バックドロップシンデレラ
18:50〜榛名STAGE
『山人音楽祭』2日目の榛名STAGEのトリは、バックドロップシンデレラだ。『バズらせない天才』が始まるや、でんでけあゆみ(vo)はフロアに飛び込んでサーフしながら歌う。フィジカルで観客との距離を詰め、その後は曲で心の距離をガンガン詰めていった。『フェスだして』で一体感を高めた後、豊島”ペリー来航”渉(g/vo)が少し長めのMCを挟む。
「2回目なんだよ、山人(音楽祭)。俺が思うにちゃんと認められたってことだよね。
このイベントはひとつ何かを背負っている奴らしか出れない気がして。バックドロップシンデレラは池袋を背負ってると言われた。何かをやろうしていることが認められて嬉しいぜ!」
それから演奏はさらに加速度を上げていく。観客もそれに応え、演奏中に何度もウォール・オブ・デスが勃発する大騒ぎ。『月あかりウンザウンザを踊る』では笑顔で踊りまくる観客ばかりであった。本編を『さらば青春のパンク』で締め、アンコールでは『一週間』を最後にプレイ。