2021年4月8日 11:00
山崎育三郎・古川雄大が競演! ミュージカル『モーツァルト!』開幕
音楽の力がテーマの物語であり、また東宝ミュージカルの礎を築いた菊田一夫をモデルとする人物が登場したこともあってか、ミュージカル俳優が多数出演した2020年度の連続テレビ小説『エール』。なかでも主人公である裕一の幼馴染・佐藤久志を演じた山崎育三郎と、もうひとりの主人公である音の歌の先生・御手洗清太郎を演じた古川雄大は、劇中で“プリンス佐藤VSスター御手洗”として歌で対決したことなどもあり大きな話題を呼んだ。
そんな山崎と古川がWキャストでタイトルロールを務める『モーツァルト!』が、本日4月8日(木)に帝国劇場で開幕する。『エリザベート』のミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)&シルヴェスター・リーヴァイ(作・編曲)の音楽、小池修一郎の訳詞・演出により、2002年に日本初演されたウィーン発のミュージカル。今やミュージカル界のトップランナーとなった井上芳雄と中川晃教の出世作としても知られ、井上&中川(2002~07)、井上&山崎(2010~14)、そして山崎&古川(2018)のWキャストにより再演が重ねられてきた。
幕開けの舞台はザルツブルク。父レオポルトの英才教育を受け、5歳にして作曲の才を花開かせたヴォルフガングは“奇跡の子”と呼ばれていた。