2021年5月24日 12:00
森崎ウィンのパフォーマー論「森崎ウィンという鎧を着ているからできることもある」
ヒールって結構足にくるんで。
――衣装によってはウィンくんの脚線美も楽しめるのかな、と思ったりしています。
脚はわからないですけど、トレーナーさんからはお尻をきゅっと上げるんだって言われています(笑)。意外と僕よりも『ジェイミー』について研究していて。ドラァグクイーンをやるならお尻を鍛えないとなって。とりあえず頑張って仕上げてみます(笑)。
――音楽はどうですか?
すごくキャッチーですね。現代劇らしくポップで万人受けしやすい。
誰が聴いても拒否反応を起こしにくい曲じゃないかなと思います。
純粋に好きな曲ばかりだから、歌っていて楽しいですし。ここに前後の芝居がついていったら、楽曲がどう化けていくのか、どう成長していくのかが楽しみですね。
――歌稽古で歌ってみての感想はどうですか?
リズムのとり方が難しいんですよね。イギリスの方はグルーヴ感でリズムをとっているんですよ。でも、日本語にしたときに、ここで切ると言葉の意味がつながらないし伝わらないというところがあって。もらった譜面通りにやると難しいなというのが感想なので、たぶん本番のギリギリまで苦戦していくのかな、と。
この間歌稽古をやって、やっとみんなでひとつの正解が見えたんで、それをちゃんとできるように練習しつつ、僕自身の伝わるグルーヴというものをこれから探していけたらなと思います。