2023年5月22日 18:30
【インタビュー】あの『のだめカンタービレ』が、のだめ役 ・上野樹里、千秋役・三浦宏規で、ミュージカルに!
三浦そうですね。5歳からクラシックバレエをやっていたので、クラシック音楽しか聴いてこなかったんです。最近はポップスも聴くようになって好きなんですが、昔は好きな曲はクラシックばかりでした。通学中やバレエのレッスンに行くときもイヤホンでクラシック音楽を聴いていて、それも、バレエ音楽じゃない協奏曲や交響曲を聴きながら、自分で適当に振りを付けるのを趣味にしていたんです(笑)。中学生くらいのときに好きだったのが、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」でした。『のだめ』の中でものだめと千秋先輩が連弾していたので、舞台でもそんな場面があったらいいな、なんて思っていますが、どうなるでしょう(笑)。
──上野さんから「先輩」と呼ばれるのは、いかがですか。
三浦いやいや、やめてください(笑)。
上野でも、本当に先輩ですよ。だって、舞台においてはもう間違いなく先輩ですから。演出の上田一豪さんとも『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『グリース』(共に21年)ですでにご一緒されているし、私はたぶんおふたりについていくしかできないと思うんです。しかも、クラシック音楽についても、そうやってラフマニノフを聴きながら振付を考えていたお話を聞くと、住む世界が違うなという感じで、千秋先輩を演じる素質が十分にあると思いますし。