2021年9月3日 12:00
「カオスを浴びるような作品になる」加藤和樹×田代万里生 ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』対談【後編】
撮影:源賀津己
ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が9月9日(木)に開幕する。
本作は、世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”をモチーフにチェコ共和国で創作されたミュージカルを原作に、韓国独自のアレンジを施し大人気作となったミュージカルの、日本初演。
刑事アンダーソン役と殺人鬼ジャック役を回替わりで演じる加藤和樹と、新聞記者モンロー役を演じる田代万里生の対談を前篇・後編でお届けする。
こちらは後編。
「セクシー」って書かれたTシャツを着ているような役柄です。
――稽古場での加藤さんの印象をお聞かせください。
田代実は今、作品のSNS企画で、新聞記者モンローとして稽古場でいろんな写真を撮っているんですけど、和樹くんはどこを撮っても絵になるんですよ!
加藤いやいや(笑)。
田代和樹くんのOKテイクの多さにびっくりしています!
――(笑)。
わかる気がします。役者としてはいかがですか?
田代ジャックは、堂珍(嘉邦)さんとのWキャストですが、現段階の僕の中では、堂珍さんのジャックは空中に浮いているような、ミステリアスな力を持ったイメージ。