詩森ろばが「Yes Means Yes」の真の意味を問いかける serial number第12回公演の上演が決定
ぜひお立合いください。
【ストーリー】
楠見佳恵は結婚5年目。DINKSで子どもはいない。
佳恵は大学生の頃に性によって傷ついた体験をもっており、それがその後の人生も深く阻害している。夫ともその点であまりうまくいっていない。
ある時期からできるかぎり避けていたがある夜、業を煮やした夫によって、不本意な性交渉を持つことになり、精神的に追い詰められる。
物語は、佳恵のここまでの人生を語るモノローグを縦軸として、男たちとの記憶のドラマ、現在の夫との生活、精神科でのカウンセリング、弁護士との面談、女友達にも理解してもらえない状況など追い詰められていく佳恵の心を丁寧に追う。
イエスと言えば性に奔放と思われ、ノーと言っても拒否と思ってもらえない。
日本の女性が抱える性的合意に関する現状が浮かび上がる。
ある日、佳恵は、やはり性によって傷ついた年下の男と出会う。
彼との会話によって少しずつ回復していく佳恵。
そして、佳恵は夫との対話を試みる。
<公演情報>
serial number12
『Yes Means Yes』
作・演出:詩森ろば
出演:内田慈 ほか
※性的、暴力的な描写がございます。