全国各地のご当地アイドルが登場。アイドルフェス『Lucky Cats Festival』ライブレポート前編
そしてラストは、彼女たちの代表曲「空への咆哮」。今を全力で生きる眩しさに満ちたパフォーマンスで爪痕を残し、「皆さん、ぜひ福岡にも遊びに来てくださーい!」と笑顔で呼びかけた。
ブルーを基調とした清楚な衣装で姿を現したのは、北海道札幌市を拠点に活動する4人組グループ・タイトル未定。「みんなで素敵な時間を作りましょう!」と声を掛け、「栞」でピュアネスあふれるライブを披露する。彼女たちの魅力は、透明感と清涼感をベースに、凛とした力強さもたたえたボーカルワーク。スカートをひらりと舞わせながら、美しく瑞々しいステージで酔わせる。「夏が来れば」は声質の異なる4人の歌声が次々に入れ替わり、ダイナミックなフォーメーションダンスも見応え十分だった。
タイトル未定
そんな、きらめく若葉のような2曲に続いて届けたのは「夏のオレンジ」。
「クラップ~!」「せーの!」とエネルギッシュに煽り、サビはオーディエンスも一緒にハンズアップ。直後の「蜃気楼」は浮遊感のあるサウンドと美声が心地良く、「夏のオレンジ」との対比も鮮烈に耳に残った。セットリストの締めは、北海道出身のバンドTRIPLANEのボーカル・江畑兵衛が作曲編曲を担当した「鼓動」。