くらし情報『田中泯が中心となって開催されたフェスティバル「アートキャンプ白州」を振り返る展覧会、10月29日より開催』

2022年10月27日 12:00

田中泯が中心となって開催されたフェスティバル「アートキャンプ白州」を振り返る展覧会、10月29日より開催

剣持和夫《無題》1988年


千葉県市原市にある市原湖畔美術館では、2022年10月29日より、『試展―白州模写<アートキャンプ白州>とは何だったのか』が開催される。

「アートキャンプ白州」とは、1985年、仲間たちと共に山梨県白州に移り住み、農業を営みながら舞踏による活動を行っていた舞踊家・田中泯が中心となって開催されたフェスティバルのこと。1993年から99年まで、毎年夏に4日間、「芸能と工作」の実験場を目指してひらかれたこの「祭り」は、舞踊、芝居、音、美術、物語、建築、映像、農業など多様なジャンルの第一人者が世界各地から集い、神社、林の中、農道、民家など様々な場所を舞台に、1000を超えるイベントやワークショップが展開された。

同展では、当時のパフォーマンスやイベント、日々の様子を伝える貴重な映像など活動の記録を展示・公開するとともに、1970年代より田中泯が行ってきた榎倉康二、高山登、原口典之らとの野外美術プロジェクト「風の又三郎」のトリビュート作品も展示。それらを通して、今も伝説のように語られる、あの「白州」とは何だったのか?を考える。

なおこの展覧会にゲストキュレーターとして参画しているのが、日本を代表する現代美術家・名和晃平。

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