2022年4月4日 18:00
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』がいよいよ開幕!
(C)深谷義宣
創立70周年を迎える東京二期会がBunkamura との共同主催で開催している“東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ”の最新公演『エドガール』が4月23日(土)と24日(日)にBunkamura オーチャードホールで開催される。
本シリーズは映像と照明を駆使したセミ・ステージ形式で、オペラの楽曲そのものの魅力が堪能できるもの。日本で上演される機会の少ない『エドガール』はジャコモ・プッチーニ作曲のオペラで、二期会初演となる。
指揮を務めるのは、アンドレア・バッティストーニ。東京二期会とバッティストーニは、彼が25歳で日本デビューを飾った2012年の『ナブッコ』以来、『リゴレット』『イル・トロヴァトーレ』『蝶々夫人』などで共演を重ねてきた。今年9月にも『蝶々夫人』での共演が予定されており、日本デビュー10周年の記念すべきステージになる。
23日にエドガール役を務める福井敬は「若きオペラ作曲家プッチーニの、血潮が迸るかのような、鋭利な刃で削られたかのような、まだ荒削りでありながら、そこに美しい裸身の彫像を垣間見ることの出来る作品です。
マエストロ・バッティストーニの闊達な棒さばきにより、世界的にも演奏されることが稀有なこのオペラがどう立ち上るのか、プッチーニの『ラ・ボエーム』上演による二期会の創立以来、節目の年にプッチーニ作品を上演してきた二期会の精鋭達の歌を、ぜひお聴き逃しなく!!」