東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』がいよいよ開幕!
とコメント。
24日にエドガール役を務める樋口達哉は「オペラ『エドガール』!「江戸の娘」をイメージするようなネーミング。日本人には覚えやすいタイトルかも。この作品名は登場人物の主役の名前、まさに僕が演じる役名です。タイトル・ロール、最高に嬉しいです!
この作品はプッチーニの2作目のオペラで、他のプッチーニ作品と比べたら上演の機会が少ない作品です。それはなぜか? 台本(物語)が良くないと言われていますが、実は主役のエドガールを歌うことが難しいから、という理由もあるかもしれません。艷やかで強靱な声が必要とされます。今回は、そんな難役に初挑戦!今まで、プッチーニの作品は『ラ・ボエーム』をはじめ、たくさんの役を演じてきました。
二期会では『蝶々夫人』『トスカ』『外套』があります。この『エドガール』、音楽はどこを切り取ってもプッチーニ節が満載! 特に終幕、エドガールの独壇場からの幕切れの音楽は、ドラマチックな盛り上がりを見せます。このオペラの最大の聴きどころではないでしょうか。まさに『トゥーランドット』を彷彿とさせるような音楽!誰も寝てはいられません!
そして、第二幕のエドガールのアリア(独唱曲)