『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』インタビュー到着 映画化記念特番の放送も
ターニングポイントというよりは、ずっと環境が目まぐるしく変わっていった20年でした。
――世界進出をしたきっかけは?
影山ヒロノブ:初めはソロでアジア、ヨーロッパ、北米、南米問わずいろいろな国に呼ばれることが増えました。世界的にインターネットの普及も重なって、時差なく情報が広まっていったこともあり、ソロで各国のライブに参加した時、「今度はJAM Projectで来てください!」という声がかかるようになったことがきっかけだと思います。そこで満を持して…というタイミングで2008年にワールドツアーを行いました。
アメリカやブラジル、スペインでも日本人が知らない頃から、各国のまだ小さな地域でアニメファンが始めたイベントが開催され始め、それが何十万人と集客するものになっていたころに自分たちの活動が重なっていって、そういう場所をツアーで参加させていただきました。アメリカは「オタコン」、スペインは「サロンデル・マンガ・フェスティバル」、ブラジルだったら「アニメ・フレンズ」それぞれの規模が大きくなっていったところに、JAM Projectはひとつのツアーとして回りました。その間にはアジア圏は単独のソロライブとして開催しました。