Aぇ! group正門良規「舞台でやる意義がある作品」2年ぶりの舞台主演で遭難する登山家を熱演
体感してもらって初めて届く感動があると思う」と、演劇だからこその魅力をアピールした。
シウラ・グランデ山をデフォルメした、舞台上のセットを実際に登るシーンもあり「本格的な登山は経験がないので、勉強勉強の日々でしたが、(山岳の)監修をしてくださった先生が、ゲネプロをご覧になって『良かったよ』とすごく興奮したテンションで言ってくださった」と専門家もお墨付き。「そこはクリアできたのかなと、自信を持っている」と胸を張った。
ジョーの姉セーラを演じる古川は「本当は舞台を降りて、客席から見たいと思うシーンがたくさんある」と、観客が雪山の過酷な環境を追体験できる、本作ならではの特殊な演出に感嘆の声。「きっと、皆さんも驚くと思いますし、その空気を早く感じたい。登山がテーマですが、心を震わせ、心に届くメッセージがたくさん詰まっている」と語った。
田中は、ジョーと共にシウラ・グランデに挑んだサイモンを演じ「鬼のように段取りが多いので(笑)、ひとつひとつ慎重に丁寧にやっていきたいし、自分自身も楽しめれば」と抱負をコメント。テント番として二人の帰りを待つリチャードを演じる浅利は「近年まれに見る大変な仕事に携わったなと思う」