アレクサンダー・スカルスガルドの見事なコメディアンっぷり 『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』本編映像公開
公開された本編映像では、主人公フレッドの恋敵役の、アレクサンダー・スカルスガルド演じるカナダ首相のジェームズ・スチュワートが登場。若くてハンサムで才能溢れる彼の一挙手一投足は世界中から注目され、美人アメリカ国務長官として人気のシャーロットと2ショットになった暁には必ずパパラッチに追われてしまう。これは、そんなふたりのデートシーンを切り取ったものとなっている。
外でパパラッチが待機しているにも関わらず、バーで世論調査の愚痴を言い合うシャーロットとスチュワート。文句を言いながらも世間のイメージを気にし、仕事用の笑い方を身に付けたと披露してみせるスチュワートを、シャーロットは「素敵ね」と優しく慰める。それに気をよくしたジェームズは「このあとだが、飲み直さないか?」とシャーロットを部屋に誘い、奇妙な笑い声を発する……。
身長194センチメートルという抜群のスタイルに甘いマスクを持つスカルスガルドだが、本作では見事なコメディ俳優っぷりを見せている。実は、映像中のイメージダウンするような笑い方から、音を立ててすするカキの“嫌~”な食べ方まで、すべてがスカルスガルドのアドリブ。
完璧なルックスのスチュワートだが、仕草ひとつでイケメンから急に“残念なイケメン”へと降格してしまうことを体現し、人間は見た目だけではないことを証明している。