爆風スランプインタビュー「“IKIGAI”があれば楽しく生きていけるよって、希望を持ってもらえるんじゃないかなと感じました」
「こいつ腕が落ちたな」って思われたらそれでおしまいなんで。なので、体を壊した時も、「ライブやりてー」っていうのを目標に絶対復活しようと病院のベッドで寝てたんです。あとはコロナもそうですよね。予定していたライブが無くなって、絶対にこのまま終わらないぞって思ったし。もう全部ライブなんですよ。THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)なんて、歳だし、お金だって使いきれないくらい持ってるし、もうライブなんてやる理由はどこにもないはずなのに、それでもやるっていうのは、ただただライブがやりたいからなんだろうなって想像するんですよね。だから、“IKIGAI”って言葉とライブが自分は繋がっていますね。
河合でもさ、QUEEN(クイーン)にしてもさ、メンバーの中でひとりくらいはさ、「俺もうライブはいいや」っていう人間がいたりするじゃん。
ジョン・ディーコンとかさ。でも爆風にそういうメンバーはひとりもいないっていうのがすごいよね。みんな活気があるんですよね。
――10月23日(水) に爆風スランプ史上初めてメンバーセレクトによるベストアルバムをリリースしたあと、27年ぶりのツアーに出ます。