コンドルズと豊島区民180人が劇場のこけら落としで共演
「みんなやる気ありますよ。だから当初はオープニングアクトのみの参加予定だったんですけど、どうせだからと本編にも出てもらう作戦を立てていて。要はコンドルズのメンバーと一緒に本編でも踊ってもらう。これはコンドルズ史上初めての試みだと思いますね。内容としてはいわゆる群舞です。それはやっぱりダンスのいいところですし、せっかく会場も大きいですから。こけら落としシリーズということで、劇場を知って欲しいという意味合いもあって。まぁ90人も、しかも初めて踊るような人もいるので、全員がそろうわけはない。
ただ僕のダンスはそろっているから云々というものでもないですからね。気持ちさえそろっていればいいので。きっと群舞ならではのマンパワー、みたいなものを感じてもらえると思いますよ」
豊島区長の働きかけもあり、今池袋は“演劇の街”という色合いを強めてきている。そんな中で近藤は、どんなことを期待しているのだろうか。
「豊島区の高野区長は、ずっと“豊島区を文化都市にする”と言い続けてきた人で、文化でまちづくりをすることに対してものすごく愛がある人なんですよね。だから劇場までの足にもなるIKEBUS(イケバス)っていう周回バスを走らせていたり、このブリリアホールの前の歩道は広くしてあって、大道芸とかも出来るようなスペースが取られていたり。