テーマは「火(ignis)と水(aqua)」 展示『東京大壁画』よりロゴマークとキービジュアル発表
そのシートを1枚ずつ丸ビル・新丸ビルのガラス壁面に貼り付けるかたちで展示される予定だ。5月20日段階で、全体の約半分までシートの貼り付けが進行。これから7月17日(土)までの約2カ月をかけて、全353シート(丸ビル113シート、新丸ビル240シート)の貼り付けを完了させるという。
今回発表するロゴマークは、東京駅の正面に立つ丸ビル・新丸ビルの巨大なグラス・ウォールを象徴的かつダイナミックにデザインし、掲げられた「火(ignis)と水(aqua)」をテーマとしたふたつの作品から生じるCOSMO POWERを表現。キービジュアルは2棟のビルをモチーフにしたロゴマークを中心に据え、掲出される作品の一部と共に構成し、巨大壁画アートのスケール感を表現しつつ、企画コンセプトに込められた、世界を強く鼓舞するメッセージを伝えている。
今回の作品について、横尾忠則は「(今回の企画への参画が決定した時に)まず、この支持体とどう対峙するかに、しばらく時間がかかるだろうと思った。テーマである火と水は相対的なものとして、ここではふたつの要素をひとつの要素として考えた。まず現場に立って身体的に実感してもらいたい」