くらし情報『『連続ドラマW 華麗なる一族』を支えた美術と衣装のパワー、強力監督タッグの演出も冴えわたる』

2021年7月11日 07:00

『連続ドラマW 華麗なる一族』を支えた美術と衣装のパワー、強力監督タッグの演出も冴えわたる

『華麗なる一族』 (C)WOWOW

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国民的作家・山崎豊子の同名小説を原作に、WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』の最終話が7月11日、いよいよ放送&配信される。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、金融再編成の波に乗り「小が大を食う合併」を目指す阪神銀行の頭取・万俵大介と、その一族の繁栄と崩壊をドラマチックに描きあげた本作は、いかなるクライマックスを迎えるのか。


『連続ドラマW 華麗なる一族』を支えた美術と衣装のパワー、強力監督タッグの演出も冴えわたる


主演の中井貴一をはじめ、向井理、藤ヶ谷太輔、内田有紀ら実力派が火花を散らす骨肉のヒューマンドラマ。そのリアリティをさらに高めているのが、数々の映画、ドラマで手腕を振るう江口亮太による豪華な美術セットの数々だ。特に万俵家が暮らす豪邸は“もう1人の主人公”とも言うべき存在感。時代考証を第一にしながらも、ときに過剰(無駄?)にさえ思える豪華な装飾が、万俵家特有の威圧感や虚無感を雄弁に物語っている。その場に立ったキャストが“映え”る瞬間には、何度となく息をのんでしまうはず。

『連続ドラマW 華麗なる一族』を支えた美術と衣装のパワー、強力監督タッグの演出も冴えわたる


また、日本アカデミー賞協会特別賞に輝く衣装デザイナー・宮本まさ江による衣装も大きな見どころ。例えば、内田有紀演じる高須相子の衣装は、時代背景や彼女の立ち位置を考慮し、邸宅の中では、ロンドンから仕入れた古着をメインに、アンティークな装いに。

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