生田斗真が『湯道』に託した思い「日常に散りばめられた小さな幸せを、大切にしたい」
など、そこはかとなく人間臭さを感じる役柄が似合う。自身が演じた史朗、そして映画『湯道』に対しては「お湯を通して人と人が繋がり、輪になっていく話。人のあたたかさに触れながら変化していく男の物語でもあるんだと思います」と評した。
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(C)2023 映画「湯道」製作委員会
濱田岳との喧嘩シーンは「セット自慢」?
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(C)2023 映画「湯道」製作委員会
過去にも何度か共演している濱田岳とは、兄弟役を演じている。「独特な空気感を持っている俳優さんですよね。自分にないものをたくさん持っているので、羨ましいなと感じることがたくさんある」そうだ。もっとも印象に残っているのは、喧嘩のシーン。
「前日にふたりで稽古をしてから撮影に臨みました。あのシーンは、言ってしまえば“セット自慢”なんですよ。この映画の主な舞台となった銭湯「まるきん温泉」は、実際に京都の撮影所に建てられた豪華なセット。ちゃんと蛇口からお湯も出るし、そのまま銭湯として営業できる完成度なんです。
ボイラー室から史朗と悟朗の喧嘩がはじまって、男湯、番台、女湯を通り、また男湯に戻ってくる。いわば、セットを自慢したいがためのシーンなんですよね」
まるきん温泉は、長崎にある銭湯がモチーフになっているなど、小山が見てきたさまざまな銭湯の特色が詰まっている。