imase、初ホールツアー『Shiki-Sai』 緊張を超える楽しさで迎えられた公演初日をレポート
と、ツアー初日の緊張を超える楽しさを告げるimase。「今年は全国ツアーやアジアツアーといろんなことにチャレンジしたなと思います。結構、緊張する方でライブの前は眠れなかったりするんですが、イベントで僕を知らない人も踊ったりタオルを振ったりしてくれて、今日もこんなにたくさんの人が見にきてくれて。そんなみなさんに送る曲、みんなで歌えたらと思います」と、初めて彼流の応援歌を形にした「アウトライン」を披露する。イントロのストリングスのSEからクラップが起こり、伸びやかなメロディを歌う彼に力を送る。ライブにまたひとつ大きな強みを加えたことで、ファルセットボーカルの個性が発揮される「ユートピア」へのリアクションは今日一番の大きさだ。セルフラブの大切さを速いラグタイムに乗せる普遍性は、新しい時代のエンタテイナーに相応しい。そのままファンキーなギターカッティングで繋ぐ「BONSAI」。
imaseのモノづくりの原点と音楽愛が綴られるさりげないこの曲を本編ラストにセットし、ライブならではの地声のロングトーンを決めた彼。新しいアプローチも盛り込んだ本編は、最新の“自己紹介”を完遂した清々しさに溢れていた。
ものすごい音量で名前を呼ぶ声と拍手が混ざるアンコールに応えて再登場したimaseは、最新曲「プリズム」