くらし情報『ハンブレッダーズ初の日本武道館公演をレポート 自分たちの思いに実直に歩んできた15年という時間の色濃さが形に』

ハンブレッダーズ初の日本武道館公演をレポート 自分たちの思いに実直に歩んできた15年という時間の色濃さが形に

多くのリスナーにも覚えがあるだろうあの瞬間が鮮やかに蘇るこの曲が、武道館という大きな会場で鳴り響くのは、感動的だ。「日の丸背負って、日本武道館でギター鳴らしにきました」というムツムロの言葉から「ギター」へ、そして「楽しみ方は決まってないので、好きなように楽しんでくれたらそれが正解です」と、でらし(b/cho)のスラップが冴える「ワールドイズマイン」を連投。気持ちよく加速する木島(ds)のビートに、ukicaster(g)のギターが華やかさを増す。でらしは序盤からステージを駆け回り、左右に伸びた花道でプレイするアグレッシブさだ。

ハンブレッダーズ初の日本武道館公演をレポート 自分たちの思いに実直に歩んできた15年という時間の色濃さが形に

Photo:渡邉一生
メンバーは2階席の上の方まで埋まった会場内をうれしそうに眺め、観客にちゃんと顔が見えてるよと呼びかけたり、「木島はこの景色見えてる?」(ムツムロ)、「ムツムロの頭で全然見えない」(木島)、「じゃあ、席替えする?」(ムツムロ)と言って「席替え」という曲につないだりと、フレンドリーに進んでいくライブで会場のムードも明るい。今年2月にリリースした4thフルアルバム『はじめから自由だった』の収録曲「十七歳」、“ワン、ツー、スリー、フォー”というパワフルな掛け声でドライブ感たっぷりにスタートした「見開きページ」

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