関西の演劇人口を増やしたい! 板尾創路&伊原六花が抱く「関西演劇祭2024」への思い
特に若い人にはぜひ来てほしい。高校生までチケット代は無料なので。
伊原いいですね! 私自身、学生時代に親に連れられていった大劇場のミュージカルで演劇の楽しみを知ったのがきっかけなので。さらに、上京していろんな作品を観るようになってからは、ひとくくりに演劇といってもいろんな色があって、受け取る側の解釈も自由だとわかって……。仲のいい友達と観に行っても、好みも感想も全然違ったりする。その自由さが魅力だなと思います。
板尾僕、事前情報を入れないと言ったじゃないですか。だから、「この劇団はこうあるべき」とか「この作品にはこんな面白さがあるんやろうな」という期待も、いい意味でゼロの状態なんです。
そのほうが、面白かったとき、相性がよかったときの感激度がより大きいと思うんですよ。行き当たりばったりで入った店がおいしかった、みたいなほうがうれしくないですか?
伊原たしかにそうですね!
板尾どこ行くかわからんけど旅行に行ってみる、みたいな感覚でどれかひとつ観てみて、ハマったらすごい幸福感がありますよ。だから、騙されたと思って観に来てほしいです。
取材・文:釣木文恵撮影:藤田亜弓
<開催情報>
『関西演劇祭2024』
参加劇団:暁月 -AKATSUKI-、EVKK/エレベーター企画、エンニュイ、劇団☆kocho、劇団さいおうば、The Stone Ageヘンドリックス、teamキーチェーン、つぼみ大革命、fukui劇、WAO!エンターテイメント
アンバサダー:伊原六花(女優)