くらし情報『本日公開『クワイエット・プレイス:DAY 1』“沈黙の大都市”はこうして生まれた』

本日公開『クワイエット・プレイス:DAY 1』“沈黙の大都市”はこうして生まれた

実物のセットは一度破壊してしまうと、そう簡単には戻せない。しかし、デジタルの街なら繰り返し破壊しても一瞬で元に戻すことができる。未知の生命体が人間を襲う場面を構想する際にも、このツールが活躍した。

「3Dで街並みを構築することで、アーティストたちがモデルや参考写真からスチールを撮ることができますし、モンタージュを作ることができます。街が破壊される“前”と“後”をみんなに見せられることが重要でした。みんなの知っている昔ながらの場所に巨大な穴が開き、破壊され、炎に包まれているイメージを作成して、私と監督だけでなく特殊効果や撮影、その他の部門に共有できるのです。

バーチャル・リアリティで構築することで、マイケルはVRゴーグルを装着して映画の世界を歩きまわることもできます。本作は臨場感が必要な映画ですが、この方法を使えば驚くほどの没入感を味わえるわけです」

本物の街を歩き、その匂いや雰囲気を味わい、写真におさめ、そこで得たものを凝縮して“屋外セット”と“デジタルセット”を作り上げる。
そこにあの恐ろしい生命体がやってくるのだ。彼らは高層ビルに巨大な爪を立てて滑りおり、通りのタクシーを一瞬で破壊し、人々を襲う。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.