くらし情報『渡辺謙、困難な東京ロケに提言「大事な文化だと、行政にもご理解いただきたい」』

2022年4月6日 14:30

渡辺謙、困難な東京ロケに提言「大事な文化だと、行政にもご理解いただきたい」

(左から)菊地凛子、笠松将、アンセル・エルゴート、渡辺謙、伊藤英明、山下智久


マイケル・マンが全編オール日本ロケで描く超大作ドラマ・シリーズ『TOKYO VICE』の記者会見が4月6日に都内で行われ、主人公の新米新聞記者を演じる米俳優のアンセル・エルゴートをはじめ、出演する渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久が出席した。

HBO MaxとWOWOWの日米共同制作により、“世界で最も撮影が難しい都市”といわれる東京とその近郊で全撮影を敢行。1990年代を舞台に、警察担当記者として日本の大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイク(エルゴート)が、特ダネを求めて東京の闇社会へと足を踏み入れていく。

昨晩行われた完成披露試写会に続き、流ちょうな日本語で挨拶をしたエルゴートは、「ここにいるキャストの皆さんは家族。東京は第二の故郷になりました」と強い思い入れ。共演した渡辺について、「謙さんはレジェンドですよね。光栄でした。初めて見たのは『インセプション』でした。
表情や声の素晴らしさに感動しました」と絶賛し、その後も『硫黄島からの手紙』『明日の記憶』など渡辺の出演作を振り返ると、当の渡辺からは「この作品の話をしろよ!」と軽妙なツッコミが入った。

警視庁暴力団対策課の敏腕刑事・片桐を演じた渡辺は、エグゼクティブプロデューサーとして、日本語の台本チェックなども担当。

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