半年間の育休を取った男が“初めて”の連続に一喜一憂!? 『男コピーライター、育休をとる。』の配信が開始に
視聴者だけが知る魚返の可愛らしい本音に、クスッと笑い、頷く瞬間が今後も続きそうだ。
続く第2話では、育休を取得するまでの道のりがもう少し踏み込んで描かれる。会社を休んでいる間の給料はどうなるのか?国の支援制度はどうなっているのか?申請・手続きなどはどうすればよいのか?そして、休業自体が後の出世に響くことはないのか?育休期間の長さを決定することにすら右往左往する魚返の心情はおそらく全社会人に響くもので、上司に相談し、経験者に話を聞く姿は参考にもなるはず。もちろん、現実感をいよいよ加速させてもポップな語り口は変わらず、世の中の何%の男性が育児休暇を取得しているのか、魚返の勤める会社では実際に何人が取得しているのか、その期間は平均でどれくらいなのかなど、各データを楽しい映像処理で示しているのも分かりやすい。
作品全体の明るい雰囲気は登場人物たちのキャラクターによるところも大きく、瀬戸康史と瀧内公美が演じる魚返夫妻のリアルでいてチャーミングな人となりが確かな魅力に。第2話は、そんな魚返夫妻がいよいよ我が子を迎えるであろう展開で幕を閉じるが……。今後の彼らも、引き続き目で追っていきたくなる。