くらし情報『「和樹くんは天使です」加藤和樹×田代万里生ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』対談【前編】』

2021年9月2日 12:00

「和樹くんは天使です」加藤和樹×田代万里生ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』対談【前編】

「和樹くんは天使です」加藤和樹×田代万里生ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』対談【前編】


加藤もちろんこの作品は楽曲の素晴らしさも魅力なんですけど、その中で白井さんがおっしゃるのは――これは当たり前のことかもしれないですが、“急に曲が流れるのではなくて、役者がそこにいるから音楽が流れ出す”ということです。そういう“心情が伴う流れ”が見えないと、お客様もついてこられないので。そういう意味で、“音楽がここにある”というような芝居だなと感じています。

田代和樹くんが韓国で観た時に、ジャックのナンバーはライブみたいだったと言っていたのですが、白井さんの演出はそれとは相反するような、お芝居に音楽が共存しているようなイメージです。ショーアップされて振付も決まっていれば、固まるのは早いんですけど、白井さんは「こういう動きをしてほしい」というよりも「こういう気持ちでいてほしい」という演出で、時間をかけてじっくりと積み重ねているような感じです。
「和樹くんは天使です」加藤和樹×田代万里生ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』対談【前編】

「和樹くんは天使です」加藤和樹×田代万里生ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』対談【前編】


――脚本を読ませていただくと、じっくり向き合う稽古は精神的にきつそうだなと感じますが、どうですか?

田代和樹くんは2役演じるから、役によるんじゃない?

加藤精神的にきついのはアンダーソン(切り裂きジャックの連続殺人事件を追う刑事)ですね。

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