くらし情報『岩田剛典単独インタビュー「俳優としての自分は40点。まだまだです」』

岩田剛典単独インタビュー「俳優としての自分は40点。まだまだです」

岩田は、キダとして生きた日々をそう振り返った。

「(新田演じる)マコトとは真逆のキャラクター。マコトを支える側の人間として、“受け”の芝居が要求される役でした。しかも、作品自体が仕掛けのあるお話。ちょっとしたリアクションひとつとっても、どちらの意味でもとれる塩梅で表現しなければいけなかった。そこは監督ともすり合わせしながら、細かくこだわってやっていきました」

相手の芝居との化学反応が、“受け”芝居の面白さ。その醍醐味を存分に味わえたシーンが本作にもあった。

「マコトがキダに対して感情を爆発させるシーンがあるんですけど、そこは特に印象深かったです。
ふたりの関係性を示す上でも肝となるシーン。まっけん(新田)との台詞のかぶせ合いを大事にしたいなと思って現場に入ったんですけど。段取り、テスト、本番と重ねていくにつれて、僕たちふたりだけじゃなくて、現場全体がぐっと集中していくような感覚があって、あの空気感は刺激的でした。まっけんの芝居はスマートで、すっと気持ちが入ってくるんですよね。このシーンを演じているときも、ふたりで同じゴールを目指しているんだと感じることができました」

岩田剛典単独インタビュー「俳優としての自分は40点。まだまだです」

この歳でまだ制服を着ることになるとは(笑)


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