木村拓哉主演『グランメゾン東京』映画化決定 パリを舞台にアジア人初の“三つ星”獲得に挑む
■木村拓哉 コメント
キャスト・スタッフ全員が、この作品に対してすごく気持ちのこもっている現場だったので、この役として皆さんと再会できたことが嬉しかったです。5年ぶりにはなりますが、5年間各々の中で役がしっかり生きていたなという印象がものすごくありました。「グランメゾン東京」で、日本でミシュランの三つ星を手にした時も大きなゴールだと思ったんですけど、パリで三つ星というのは、尾花自身はずっと挑んできていたものの手が届かないものだったので、それに手を伸ばす、というのは非常に大きな挑戦だなと思いました。
今回フランス語にも挑戦していて、自分の中では、尾花として羽を伸ばしきれていないなと感じる時もあったのですが、キャスト・スタッフ全員が監督のOKを求めて、お芝居というセッションをできたのは豊かな時間でした。製本された台本を読んだ時は、それこそパリで三つ星を獲るくらい「撮れるわけないだろう」という内容に感じたんですけど、それは自分自身が勝手に考えていたことで、いろんな方のサポートを得たらできるものなんだなと思いましたし、感謝しかないです。
「グランメゾン・プロジェクト」が始動した事に対してリアクションをすごくいただけているので本当に嬉しいですし、実際にお料理を召し上がっていただくことは難しいですが、本当に匂いまでお届けしたいくらいの美味しいお料理がいっぱい出てきます。