2021年9月18日 15:02
押井守監督が語る『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の舞台裏 「現場はアナログだらけ」
と振り返った。
また「デジタル合成は50~60カットくらい。レンダリング(画像の生成)が重くて重くて、光学迷彩もめちゃくちゃ時間がかかった」といい、「残りのカットはCGっぽいけど、ビデオエフェクト。デジタルで作ったと言われるけど、実態は違って“手段”として使うのではなく、デジタルっぽくどう見せるかを“目的”にした」と明かした。
「それと変なアフレコしたよね」と話題を切り出すと、若林氏は「(主人公の草薙)素子の声に響きが欲しいということになり、45リットルの水色のポリバケツを用意して、声優の田中敦子さんに頭を突っ込んでもらった。でも全然ダメで」と驚きのエピソードも飛び出した。IMAX版は日本を除く全世界200スクリーン以上で上映されており、IMAX上映作品としては、日本映画歴代第3位の拡大ロードショーが実現。押井監督は「こうやってスクリーンで見てもらえるのは、監督としては幸せなこと」と喜びの声をあげていた。
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX
公開中
10月1日(金)からは4Kリマスター版の通常上映も決定している。
プレミアム電力データ提供サービス開始のお知らせ 分散した消費電力情報を一元管理し、毎日の消費電力管理を実現