くらし情報『まるで彫刻のような美しい椅子が集結 『フィン・ユールとデンマークの椅子』東京都美術館で開催』

2022年7月19日 12:00

まるで彫刻のような美しい椅子が集結 『フィン・ユールとデンマークの椅子』東京都美術館で開催

フィン・ユール 《イージーチェア No. 45》 1945年デザイン 織田コレクション(東川町) 撮影:大塚友記憲


デザイン大国として知られるデンマークのなかでも、ひときわ美しい家具をデザインしたことで知られるフィン・ユール(1912-1989)の名品を中心に、世界中で愛されるデンマークデザインの魅力を紹介する展覧会『フィン・ユールとデンマークの椅子』が、7月23日(土)より東京都美術館にて開催される。

1912年、コペンハーゲン近郊のフレデリクスベアに生まれたフィン・ユールは、美術史家を志すものの、父親の反対により王立芸術アカデミー建築科に進学。在学中から建築事務所で働き始め、25 歳のときに家具職人組合の展示会に初出品。家具職人ニールス・ヴォッダーとの協力関係のもと、1940年代には《イージーチェア No.45》、《チーフテンチェア》など、代表作となる椅子を発表している。


まるで彫刻のような美しい椅子が集結 『フィン・ユールとデンマークの椅子』東京都美術館で開催

フィン・ユール 《チーフテンチェア》 1949年デザイン 織田コレクション(東川町) 撮影:大塚友記憲
1950年代になるとアメリカへと活動の場を広げ、国連本部ビルのインテリアと家具デザインやスカンジナビア航空のオフィスや旅客機のインテリアデザインなどを手掛け、建築家、インテリアデザイナーとしても幅広く活躍した。

同展では、特に1940年代から60年代にかけて、歴史に残る名品が次々と生み出されたデンマークの家具デザインの歴史と変遷をたどり、デザイン大国誕生の背景を探るとともに、その代表的存在であるフィン・ユールのデザインの魅力を紹介。

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