2021年11月18日 20:00
【ライブレポート】w.o.d.、切磋琢磨し合えるバンドとの対バン・ツアーをTSUTAYA O-EASTで完遂
また、清水エイスケ(Vo/G)はハードコア調のシャウトを決める一方、「自分たちの歩みに誇りを持てたら、そんな気持ちを込めた」と説明した後にプレイした「Merry go Round」では飾らないポップな歌心を披露。ラストは海のない奈良に思いを馳せた「HIGH WAY BEACH」で締め括り、男臭いエモーションで多くの人を酔わせていた。
w.o.d.
そんなAge Factoryのパフォーマンスを受け、w.o.d.はどう闘うのだろうか。恒例SEであるヴァニラ・ファッジによるビートルズのカバー「Ticket To Ride」が流れると、「スコール」で本編はスタート。Ken Mackay(B)の極太ベースを皮切りに、サイトウタクヤ(Vo/G)のサイケなギターが乗り、そこに中島元良(Dr)が切れ味鋭いビートを叩き込むと、会場は早くもw.o.d.色に染められていく。間髪入れずに「楽園」に進むと、赤と青の照明が映える中でバンド・グルーヴはグッと加速度を上げていった。
サイトウタクヤ(Vo/G)
Kenが全体重でベースを刻むような重低音を轟かせると、「Fullface」へ。サイトウも気迫のこもったシャウトで楽曲の熱量を高め、フロアにはジャンプする人たちが増えていく。