2021年11月18日 20:00
【ライブレポート】w.o.d.、切磋琢磨し合えるバンドとの対バン・ツアーをTSUTAYA O-EASTで完遂
高校の頃からAge Factoryは有名だった」とサイトウは告白し、今回のツアー4カ所は好きなバンドしか呼んでいないと明言。w.o.d.とAge Factoryはこの日が初・対バンだったらしく、相手へのリスペクトはもちろん、切磋琢磨し合えるバンドとしかやりたくないという意志表明とも汲み取れた。「音楽最高やなと思いまして、ライブ最高やし。それしかないです。また、ライブやるんで、いっぱい遊びましょう!」と今後について述べると、次は10月6日に配信リリースされた新曲「イカロス」をドロップ。ここでも頭蓋骨を揺さぶる骨太ベースを轟かせ、サイトウの色気を帯びたシャウトも耳を引きつけ、フロアは拳を突き上げる人たちで溢れていた。いやあ、文句ナシのかっこ良さだ。後半は「BALACLAVA」、「Mayday」、「1994」と怒涛の勢いで畳み掛け、「ラスト1曲、またね!」と言い残し、「踊る阿呆に見る阿呆」を最後に投下。
間違いなく今日イチと言えるほどフロアを激しく揺さぶり、アンコールなしの約1時間でライブは潔く終了。これにて、リベンジとなる対バン・ツアーを無事に完遂したw.o.d.。
今日のライブを観て、彼らの真骨頂でもある耳をつんざく爆音に加え、メンバー個々のスキルは磨き抜かれ、バンド全体のグルーヴに整合性が出てきたように感じた。