DENIMS×ジュースごくごく倶楽部「ロングコートダディの単独ライブで言ってくださった言葉はめっちゃ支えになっている」
それを崩しつつも、これまでの経験があったからこそできる初期衝動みたいな感じでドカーンとやった曲もあったりという感じですね。曲をこねくり回さなくなって。前作よりもバンドらしさがあると言いますか。バンドのアンサンブルだったり、空気感をとくに意識したわけじゃないんですけど、結果的にそういう曲が多くて。バンドらしいアルバムになったなと思います。
釜中健伍(DENIMS/vo/g)
──アルバムは自身のスタジオであるOSAMI studio.で、レコーディングエンジニアはドラムの江山真司さんが手がけて制作していますが、自分たちのスタジオで録るというのは制作前から決めていたんですか。
釜中アルバムにも収録されている「春告」(2023年3月)という曲をシングルを出したとき、自分たちのスタジオで録ってミックスだけ東京のエンジニアさんにお願いをしてるんですけど、そのやり方がうまくいって。そこからは流れで、このやり方でいけるやんってなったという感じでしたね。
それで全曲録っちゃいました。
──自分たちのスタジオでできるとなると、レコーディングのムードも普段とはまた違うものですか。
岡本悠亮(g)そうですね、スピード感というか、録り漏れとかがあってもなんせ自分らのスタジオなのでいつでも録ったりできるので。