庭劇団ペニノの初期作『笑顔の砦』をタニノクロウがリメイク
それでも何か残るものがあれば……っていう気持ちも現れているはずです」。
人の営みを俯瞰する作品づくりの一方で、決してシニカルを気取ることはない。今のところ俳優たちを劇団に迎える予定はないが、「家族が大切だったり、地元で公演するってなればすごくモチベーションもあがるし、自分はすごい『土着の人間』だと思います。だから、最終的には何かのため、誰かのために作品をつくることにはなるんじゃないかな」とも語る。リクリエーション版『笑顔の砦』は、そんなタニノの、ストレートな本心、愛が垣間見える作品ともなりそうだ。
取材・文:鈴木理映子
TWICE・NAYEON、超能力者ビジュに自信「ミステリアスにできた」 “超能力”披露に会場拍手