バボー・シーセイ初主演作『ウルフ教授の科学捜査ファイル』日本初配信決定 エキセントリックな教授と魅力溢れるキャラクター登場の予告公開
娘に対しては良き父親でありながら妻からは距離を置かれているという完璧ではないキャラクター設定について、アボットは「自分の欠点をウルフに反映しキャラクターを作り上げていく過程が楽しかった」と振り返り、演じるシーセイはアボットを観察して特徴を掴んだと明かしている。時にカラフルでエキセントリックなウルフの衣装はオーダーメイドで、彼の精神状態を反映しているというこだわりも。ユーモアがあり、娘の良き理解者であり、捜査班のメンバーを家族のように大切にし、事件の被害者や遺族の心情に寄り添うこともできるウルフ。必ずしも完全無欠な人間ではないかもしれないが、部下たちの信頼も厚く周囲から愛されている、この種の作品では今までなかったタイプのチャーミングな主人公だ。
ウルフ役のバボー・シーセイをはじめ科学捜査班のメンバーを演じたキャストたちは、撮影前に本物の科学捜査官に会って話を聞き、残酷な殺人事件の捜査の現場では実際にユーモアが欠かせないことを知ったと語っている。また、撮影は専門家の立ち会いの元、偽物の遺体の周りに本物のハエを飛ばしたり、グロテスクなバラバラ死体は本物ではないと分かっているキャストも怖がるほどのリアルさが追求されている。