2023年4月12日 13:00
何気ない日常の会話が人生の支えになる 舞台『ラビット・ホール』上演中
開幕にあたり、「素晴らしいキャストのみなさん、そして素晴らしいプランナー、スタッフ、カンパニーの皆さんと丁寧に作品をつくってきました。あとは素晴らしいお客様を劇場に迎えるだけです。この愛おしくて愛すべきこのカンパニーで世界ツアーをやりたい、と思えるくらい誇らしい作品をつくることができました」とコメント。本作を取り上げたのは戯曲にほれ込んだのが始まりだったというが、「(稽古を経て)このカンパニーで、演劇の美しさをありとあらゆる形でディスカッションできたことが、本当にこの作品を私たちがつくった意味なんじゃないかなと思っております」とカンパニーへの信頼を熱く語った。
主役のベッカを務める宮澤も「初共演の方もいるのに、初めてなのかな、前世でも一緒だったのかなというくらい最初から皆で仲良くやれているカンパニー。それぞれのスキルと技術をもって今日までやってきたので誇りでしかない。皆さまにお届けできることにワクワクしかないです」と語り、稽古中のエピソードを聞かれると「毎日のように笑い転げていたよね?」と共演者らと顔を見合わせ、その言葉通り信頼関係が築かれていることをうかがわせた。
宮澤は2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも熱い注目を集め、舞台ではミュージカルを中心に数多くの作品に出演しているが、主演舞台は今回が初。