オーディションで語られるダンサーたちのリアル 『コーラスライン』来日公演が上演中
君たちはどんな⼈間なのか?」。ダンサーたちは、⼾惑いながらも⾃分⾃⾝の⼈⽣について⾚裸々に語り始めた──。
世界中で上演が繰り返されている同作だが、来⽇公演は4年ぶり。前回の来⽇公演に続き、初演でコニー役を務めたバーヨーク・リーが、演出・振付・再構成を⼿がける。初⽇前に行われたプレスコールではバーヨークの解説のもと、作中の4曲(「受かりますように / I Hope I Get It」「ハロー12歳、ハロー13歳、ハロー恋 / Hello Twelve, Hello Thirteen, Hello Love」「愛のためにしたことは / What I Did for Love」「ワン(リプライズ)/ One:Reprise」が披露された。
作品にまつわるエピソードを語るバーヨーク・リー(演出・振付・再構成)
冒頭で、バーヨークはこんなエピソードを披露した。「初演の少し前に、マイケルに『いいかい、バーヨーク。あなたは、この作品を世界中に届けるんだよ』と⾔われたの。
あれから47年、今、⽇本でまたこの作品を上演できることをとても誇りに思うわ」。また、マイケル⾃らが語った同作のコンセプトについても紹介してくれた。