2021年10月23日 18:00
藤ヶ谷太輔が稀代のプレイボーイに 情熱と哀愁漂うミュージカル『ドン・ジュアン』東京公演開幕
藤ヶ谷太輔が稀代のプレイボーイに扮するミュージカル『ドン・ジュアン』の東京公演が10月21日にTBS赤坂ACTシアターで開幕した。作品は2004年にカナダで初演され、世界各国で上演されているフレンチミュージカルの人気作で、藤ヶ谷は2019年に本作でミュージカル初出演。大評判を得た公演の、2年ぶりの再演である。今回は、ヒロイン・マリア役に、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で今回が退団後初ミュージカル出演となる真彩希帆が扮するなど新キャストも加わった布陣で上演。大阪公演を経た充実のカンパニーが熱いステージを繰り広げる。
物語はスペイン、セビリアが舞台。あらゆる女性を魅了し、放蕩の限りを尽くす男、ドン・ジュアンが今宵も女性を毒牙にかけている。しかしその女が騎士団長の愛娘だったことから、娘を汚された騎士団長が激怒。決闘の末、ドン・ジュアンは騎士団長を殺してしまう。その時以来、ドン・ジュアンは騎士団長の亡霊に悩まされていくことになる……。
情熱と哀愁が覆う舞台だ。誰もが愛を求め、すれ違う。登場人物たちの愛への渇望を表現するかのような情熱的なスパニッシュサウンドに、床を打ち鳴らす靴音も胸を打つフラメンコの踊り。