新トップコンビによる宝塚星組公演『眩耀の谷』『Rayー星の光線ー』が開幕
このほか、専科から星組に組替えした愛月ひかるが、礼真が崇拝する周の勇将役、礼と同期の瀬央ゆりあが、礼真を谷に導くブン族の謎の男を演じ、トップコンビをしっかりと支える。後半のショー『Rayー星の光線ー』は、中村一徳の作・演出で、星組の“新しい時代への始まり”を描く。こちらのタイトルも、光線や熱線を意味するRayと、礼真琴の礼をかけ、圧倒的な歌唱力、ダンス力で宝塚を代表するショースターでもある新トップへの大きな期待が伺われる。
新トップ娘役の舞空も、抜群のダンス力に加え、歌唱力にも定評があり、Rayから連想する“礼”や“麗”をテーマに、歌と踊りをたっぷり堪能できるショーになりそうだ。
3月9日(月)まで宝塚大劇場、3月27日(金)から5月3日(日)まで東京宝塚劇場で上演される。
文:原田順子