くらし情報『HYDE、2022年の集大成『HYDE LIVE 2022』ファイナル公演レポート「もっともっとクレイジーなライヴをやりたい」』

2022年9月16日 13:20

HYDE、2022年の集大成『HYDE LIVE 2022』ファイナル公演レポート「もっともっとクレイジーなライヴをやりたい」

聞けばHYDEが兄貴と慕う画家・井上文太の手によるものだという。ステージセットとも絶妙に融合、音楽とアートの見事なコラボレーションにのっけから瞠目せずにいられない。

アメリカの銃暴力をテーマにしたこの曲のエンディングにふさわしく、銃に見立てたマイクを自身の口に咥え、銃声とともにのけぞって果てるというショッキングなパフォーマンスで映像が赤く染まり途切れた直後、ヴィジョンには架空の近未来都市NEO TOKYOが浮かび上がり、たちまち退廃的なムードに包み込まれる場内。

HYDE、2022年の集大成『HYDE LIVE 2022』ファイナル公演レポート「もっともっとクレイジーなライヴをやりたい」


SEのHYDEコールが流れるなか、屈強な覆面4人衆の担ぐ神輿に乗ってようやく彼が生身を現した。そうして神輿に据えられた玉座に深く腰掛けたまま「LET IT OUT」を歌い轟かせれば、オーディエンスもまた天井知らずの勢いで熱狂する。続く「AFTER LIGHT」でついにステージに降り立ったHYDEが曲中、口を開けない発声法としてハミングで旋律をなぞるとすぐさまそれを追いかけるオーディエンス。端正かつ柔らかなハーモニーが醸す温かな空気にZepp Hanedaが満たされたのも束の間、ハードエッジなナンバー「DEFEAT」でHYDEは「ジャンプしてくれ!」

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