クリス・ロック「シリーズ最高の出来だ」 ファーゴ・ファミリーが作品の魅力を語る『FARGO/ファーゴ4』インタビュー映像公開
また、各シーズンは異なる年代を描き、他の時代との繋がりを匂わせる箇所も随所に登場し、それぞれの物語が少しずつ奇妙に関係してきた。
『FARGO/ファーゴ4』は、シリーズで最も古い1950年のミズーリ州カンザスシティを舞台に、裏社会で対立する黒人犯罪組織とイタリア系マフィアの攻防をシニカルなユーモアと、ハードボイルドな雰囲気で描いた犯罪ドラマ。これまでの全シーズンを手がけてきたノア・ホーリーが脚本・監督・製作総指揮を兼任し、今回は本シーズンにインスピレーションを与えた映画『ファーゴ』のコーエン兄弟も製作総指揮として参加する。
映像では主人公の黒人マフィアを演じるロックが「僕が演じるロイ・キャノンという男は、アメリカンドリームはともかく、金が武器になると知っていた」と紹介。また、製作総指揮の一人ウォーレン・リトルフィールドが「2組の犯罪家族を描き、ファーゴらしい展開になる」と語るように、時代やモチーフは変わっても根底にあるファーゴらしさは変わっていないようだ。さらに、本作はシリーズ最終とも言われており、ロックは「シリーズ最高の出来だ。壮大なスケールで描いている」と熱弁。ロイと敵対するイタリア系マフィアの長男を演じるジェイソン・シュワルツマンも「今作は『FARGO/ファーゴ』の過去2シーズンすべてを足したスケールに等しい」