2022年5月16日 18:00
西川周作に重なったあの日の阿部勇樹、浦和レッズ、試練の30周年記念試合へ
ゴール前に完全フリーで走り込んだのは前節2ゴールの柏好文。柏はダイレクトで右ボレーを蹴るも、シュートは枠外へ飛んでいった。
82分、CKのこぼれ球を直接蹴り込んだ松尾佑介のシュートも大迫が好セーブ。結局、互いのチャンスも互いのGKの好守により阻まれ、スコアレスドローに終わった。
試合後、ミヒャエル・スキッベ監督は「ものすごい試合だったが、0-0に終わってしまった。お互いにシュートチャンスがあり、両GKがすごい活躍をした試合だった。その中で最後の最後までゴールを目指し、ラッキーパンチが入ればと戦った。今日の試合はJリーグの中でも素晴らしい試合だったと思うし、レベルの高い2チームがハイレベルなサッカーをしたと思う」と内容を高く評価した。
一方、リカルド・ロドリゲス監督は「前半はすごくよかった。コンビネーションでの崩しもあり、相手のプレスをはがすことができた。ただ、はがしたあとのファイナルサードで精度が低かったり、少し焦ったような形になった。かなり距離がある中でのシュートなど、可能性があまり高くないシチュエーションでのシュートが多かった。勝点3を取れるくらいのチャンスがあり、相手にも同じくらいのチャンスがあった」