2021年6月9日 07:00
待望の日本初演! 劇団四季『アナと雪の女王』がまもなく開幕〜稽古場&合同取材レポート
エイドリアンが「彼女には何も舞台効果は必要ない」と言うほどに、その熱量と表現力は圧巻だった。
「ありのままで」を歌い終わった岡本エルサのもとに、町島アナが駆け寄って、抱き合うシーンも。これまでの思いがこみ上げてきたのか、ふたりとも涙ぐんでいるように見えた。筆者自身、これまでいくつもの演劇の稽古場を取材してきたが、ここまで稽古の段階で心を揺さぶられ、感動したのは初めての経験だった。本番がさらに待ち遠しくなった。
公開稽古での手応え、本番に向けて
『アナと雪の女王』稽古場取材会より左から劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹、アナ役候補の三平果歩、町島智子エルサ役候補の岡本瑞恵、三井莉穂演出アソシエートのエイドリアン・サープル振付アソシエートのチャーリー・ウィリアムズ
公開稽古終了後は合同取材会が行われた。その内容を一部紹介したい。
ーーきょうの公開稽古の感想をお願いします。
チャーリー・ウィリアムズ(振付アソシエート):僕たちすごくキャストのみんなを誇りに思っています。思っていたよりもずいぶん先まで来れましたし、四季のみなさまに支えていただいて、とても嬉しく思っております。
エイドリアン・サープル(演出アソシエート)